今回のブログでわかること(要約)
今回ご紹介するのは、長時間のデスクワークによる慢性的な腰痛と、お尻から太ももにかけてのしびれに悩まされていた鹿児島市在住の40代女性の改善事例です。
湿布やコルセットを使いながら仕事や家事、育児を続けていましたが、症状はなかなか改善しませんでした。
当院で身体の状態を確認すると、腰だけではなく、骨盤や股関節の動き、長時間の座り姿勢などが腰への負担につながっていると考えられました。
身体全体のバランスを整える施術と、日常生活での姿勢・セルフケアを続けていただいた結果、約1か月・5回の施術で腰痛としびれは大きく改善しました。
同じように座り仕事による腰痛や太もものしびれでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
このようなお悩みはありませんか?

「長時間デスクワークをすると腰が痛くなる」
「椅子から立ち上がる瞬間に腰へ痛みが走る
「腰だけでなく、お尻から太ももにしびれを感じる」
「家事や育児で腰を休ませる時間がない」
「湿布やコルセットを使っても改善しない」
「病院では大きな異常がないと言われたが痛みが続いている」
このような状態が続くと、「このまま悪化したらどうしよう」と不安になりますよね。
毎日の仕事や家事を簡単に休めない方ほど、痛みを我慢しながら生活を続けてしまうことも少なくありません。
40代女性の腰痛が改善するまでの経過

こんにちは。
鹿児島市玉里団地の坂元台整骨院、院長の児玉寛武です。
今回ご紹介するTさんは、デスクワーク中心のお仕事をされている40代女性です。
職場で役職が変わったことで、会議やパソコン作業の時間が以前より増えました。仕事が終わると家事や育児が待っており、身体を十分に休められない日が続いていたそうです。
以前から腰痛はありましたが、次第にお尻から太ももへしびれを感じるようになりました。
湿布やコルセットで何とか過ごしていたものの改善せず、「このまま仕事を続けて大丈夫でしょうか」と不安を抱え、ご紹介で当院へ来院されました。

問診と検査を行い、身体全体の状態に合わせて施術を進めたところ、約1か月・5回の施術で腰痛としびれは大きく改善しました。
現在は仕事や家事、育児も問題なく行えており、良い状態を保つため月1回のメンテナンスを続けられています。
腰痛はどうして起こったのか?座り仕事や姿勢との関係

Tさんは、長く座っているほど腰痛が強くなり、立ち上がるときには痛みが走る状態でした。
長時間同じ姿勢が続くと、腰やお尻、股関節まわりの筋肉が硬くなり、関節の動きも低下しやすくなります。
立ち上がる動作では、腰だけではなく、骨盤や股関節、お尻、太ももの筋肉が協力して身体を支えています。
ところが股関節や骨盤が十分に動かないと、腰がその動きを代わりに補わなければなりません。
例えるなら、本来4人で運ぶ荷物を、腰だけが一人で持ち続けているような状態です。その負担が毎日積み重なることで、慢性的な腰痛につながることがあります。
なお、足のしびれや筋力低下、排尿・排便の異常、安静にしていても続く強い痛みなどがある場合は、整形外科などの医療機関で早めに検査を受けることが大切です。
詳しくはこちらの記事でも解説しています。
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検査で分かった腰以外の問題
Tさんの身体を確認すると、次のような特徴がみられました。
- 腰・骨盤・股関節の動きの低下
- 猫背姿勢
- 頭が前へ出た姿勢
- 骨盤の左右バランスの乱れ
- お尻や太もも周辺の筋肉の緊張
腰痛があると腰だけが悪いように思えますが、腰は身体の中心で、上半身と下半身をつなぐ役割をしています。
そのため、背中や股関節の動きが悪くなると、負担が腰へ集中しやすくなります。
当院では腰だけを強く揉むのではなく、身体全体のバランスや動きを確認しながら、負担の少ない施術を行いました。

浅い呼吸と身体の緊張も腰痛に関係します
猫背の状態が続くと胸が広がりにくくなり、呼吸が浅くなることがあります。
呼吸に関わる横隔膜は、腰や骨盤を支える働きとも関係しています。呼吸が浅く、身体に力が入った状態が続くと、腰まわりの筋肉も休みにくくなります。
また、筋肉が硬くなると、周囲の血流も滞りやすくなります。
これは、ホースを折り曲げると水が流れにくくなる状態に似ています。
筋肉へ酸素や栄養が届きにくくなると、さらに筋肉が緊張し、関節も動きにくくなるという悪循環が生まれます。
特に座り仕事が中心の方は、長時間動かないことで、この循環に陥りやすくなります。

日常で実践していただいた腰痛対策
1.30分に1回、座り姿勢をリセットする
長時間座り続けていると、少しずつ骨盤が後ろへ倒れ、猫背になりやすくなります。

Tさんには30分を目安に、一度立ち上がって軽く身体を伸ばし、座り直していただきました。
また、
- 深く腰掛ける
- 足を組まない
- 左右均等に体重をかける
ことも意識していただきました。
最初から完璧な姿勢を保つ必要はありません。崩れたら直すという考え方で十分です。

2.生活の中で歩く時間を少し増やす

仕事や家事、育児で忙しい方に、毎日まとまった運動時間をつくるのは簡単ではありません。
そこで、
- 近い場所には徒歩で移動する
- 階段を利用する
- 買い物の際に少し遠回りする
など、無理なく歩く機会を増やしていただきました。
歩くことで股関節や骨盤が動き、腰や下半身の血流も促されます。
「運動しなければ」と気負わず、今より少し動くことから始めるのが継続のポイントです。
3.腹式呼吸で身体の緊張を和らげる
Tさんには、仰向けで膝を立て、鼻からゆっくり息を吸い、お腹を膨らませる腹式呼吸も行っていただきました。
口から息を吐く際は、吸った時間の約2倍を目安にゆっくり吐きます。
朝と就寝前に5回程度続けることで、身体に入った余計な力が抜けやすくなります。

慢性的な腰痛にお悩みだった40代女性の患者さんの声

お名前 T・Kさん 年齢40代 女性
施術期間 1ヶ月 施術回数 5回
現在は1ヶ月に1回のメンテナンス通院
Qどのような症状、お悩みでご来院されましたか?
腰痛 おしりから太ももにかけてのしびれ
Q実際に施術を受けられていかがでしたか?
長年つらかった腰痛がウソのようによくなりました。
しびれもなくなり、仕事や家事も問題なくできています。
今は月に一度のペースでメンテナンスをしていただいています。
いつも助かってます。ありがとうございます。
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今回Tさんは、当院での施術だけではなく、お伝えした腰痛対策やセルフケアにも積極的に取り組んでくださいました。
施術を重ねるたびに腰痛は少しずつ改善し、お尻から太ももにかけてのしびれも徐々に軽減していきました。
現在では仕事や家事、育児をしていても以前のような腰痛に悩まされることはほとんどなく、快適な毎日を送られています。
症状が落ち着いた現在は、月1回のメンテナンス施術で良い身体の状態を維持されています。
初めて来院された頃は、不安そうな表情でお話しされていたことを今でも覚えています。
しかし今では笑顔で来院され、「以前より毎日が楽になりました」とお話しくださるようになりました。
私自身も、本当に嬉しく思っています。
この改善事例が、同じようにデスクワークによる腰痛や足のしびれでお悩みの方の励みになれば幸いです。
どこに行っても腰痛が良くならない..そんな時はご相談ください。

今回のTさんのように、座り仕事による腰痛は、腰だけではなく、姿勢や骨盤、股関節、日常生活での身体の使い方が関係している場合があります。
湿布やコルセットは、つらい時期を乗り越える助けになることがあります。しかし、それだけで改善しない場合は、腰へ負担がかかり続けている理由を確認することも大切です。
坂元台整骨院では、丁寧な問診と検査を行い、一人ひとりの身体の状態や生活環境に合わせた施術をご提案しています。
「座っていると腰が痛い」「太もものしびれが続いて不安」という方は、一人で抱え込まずご相談ください。
今回の事例が、同じようなお悩みを抱える方にとって、身体を見直すきっかけになれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※この記事は実際の患者様の改善事例をもとに作成しています。施術の効果には個人差があります。
腰痛について詳しい当院の考え方や施術内容については、こちらの腰痛ページでも詳しく解説しております。
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【参考文献】
1.Maher C, Underwood M, Buchbinder R.
Non-specific low back pain.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27745712/
2.Hartvigsen J, et al.
What low back pain is and why we need to pay attention.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29573870/
3.O’Sullivan P.
It’s time for change with the management of non-specific chronic low back pain.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21300794/
4.Yoon TL, et al.
The effect of walking on chronic low back pain: a meta-analysis.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34092136/
5.Fincham GW, et al.
Effect of breathwork on stress and mental health: A meta-analysis of randomised-controlled trials.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36624160/
(監修 柔道整復師 児玉寛武)

