今回のブログでわかること(要約)
洗車による腰痛は、単なる筋肉疲労だけではなく、前かがみ姿勢や中腰姿勢、身体をひねる動作などが重なることで起こることがあります。
特に鹿児島では、桜島の火山灰の影響で洗車をする機会が多く、「洗車をした後に腰が痛くなった」「洗車中にぎっくり腰になった」というご相談をいただくことも少なくありません。
当院にも、
- 洗車をすると腰が痛くなる
- 洗車の翌日に腰が伸びない
- 洗車のたびに腰痛を繰り返してしまう
といったお悩みで来院される患者様がいらっしゃいます。
このブログでは、
- なぜ洗車で腰痛が起こりやすいのか
- 洗車中に腰へ負担がかかる理由
- 今日から実践できる腰痛対策や予防法
について、柔道整復師としての臨床経験と、私自身が実践している方法も交えながらわかりやすく解説します。
洗車による腰痛やぎっくり腰を予防したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
- 1. 今回のブログでわかること(要約)
- 2. マッサージやストレッチで改善しない、洗車による腰痛について解説します
- 3. なぜ洗車で腰痛が起こるのか?その原因について
- 3.1. ① 前かがみ(中腰)姿勢が続いてしまう
- 3.2. ② 身体をひねる動作が多い
- 3.3. ③ しゃがんだ姿勢での作業が多い
- 3.4. 洗車による腰痛は、一つの動作だけが原因ではありません
- 4. 洗車で引き起こされる腰痛への対策・効果的な予防法
- 4.1. ① 前かがみではなく、股関節から身体を曲げる
- 4.2. ② しゃがむ時は片膝をついて作業する
- 4.3. ③ 身体をひねらなくて済むように準備をする
- 4.4. ④ 長時間続けず、途中で身体を動かす
- 4.5. 完璧な姿勢よりも、「腰へ負担をためないこと」が大切です
- 5. 洗車で引き起こされた腰痛にお悩みだった患者様の声
- 6. 車の洗車で腰痛にお悩みの方からよくいただくご質問
- 6.1. Q1. 洗車中にぎっくり腰になりました。温めた方がいいですか?
- 6.2. Q2. 高圧洗浄機を使えば腰痛予防になりますか?
- 6.3. Q3. 腰痛がある時でも洗車をして大丈夫でしょうか?
- 7. どこへ行っても腰痛が改善しない…そんな時はご相談ください
- 8. まとめ
- 9. 参考文献
マッサージやストレッチで改善しない、洗車による腰痛について解説します

こんにちは。
鹿児島市玉里団地の坂元台整骨院、院長の児玉寛武です。
鹿児島では桜島の火山灰の影響もあり、全国と比べても洗車をする機会が多い地域ではないでしょうか。
私自身も定期的に洗車をしていますが、火山灰が積もると「また洗車をしなければ」と感じることがよくあります。
当院へ来院される患者様の中にも、
「洗車をした後から腰が痛くなった」
「洗車の翌日は腰が伸びにくい」
「洗車中にぎっくり腰になったことがある」
というご相談は決して珍しくありません。
車がきれいになると気持ちまでスッキリしますが、その一方で、洗車は腰に負担がかかりやすい作業でもあります。
特に、
- 長時間の前かがみ姿勢
- 中腰での作業
- 身体をひねる動作
- しゃがんだ姿勢からの立ち上がり
などが繰り返されることで、腰へ大きな負担がかかってしまうことがあります。
実際に、「普段は腰痛がないのに、洗車をした日だけ腰が痛くなる」という方も少なくありません。
しかし、腰への負担がかかる理由を知り、身体の使い方を少し工夫するだけでも、洗車による腰痛は予防できる場合があります。
私自身も、以前は洗車の後に腰が張ったり疲れたりすることがありました。
そこで、身体の使い方を見直し、腰ではなく股関節を意識して動くようにしたところ、以前より腰への負担を感じにくくなりました。
もちろん、すべての腰痛が同じ原因とは限りません。
しかし、毎回洗車の後に腰が痛くなる方は、身体の使い方を見直すことで改善のきっかけが見つかることもあります。
それでは次に、なぜ洗車では腰痛が起こりやすいのかについて詳しくご説明していきます。
なぜ洗車で腰痛が起こるのか?その原因について

「洗車をした翌日に腰が痛い」
「洗車の途中から腰が伸びなくなった」
このような経験はありませんか?
洗車は一見それほど身体に負担がかからない作業に思えるかもしれません。
しかし実際には、前かがみや中腰姿勢、身体をひねる動作などが繰り返されるため、腰へ大きな負担がかかりやすい作業です。
特に鹿児島では、桜島の火山灰の影響で洗車をする回数が多くなりやすく、同じ負担が何度も積み重なることで腰痛につながる方も少なくありません。
ここでは、洗車で腰痛が起こりやすい代表的な原因についてご紹介します。
① 前かがみ(中腰)姿勢が続いてしまう

洗車では、
- 車の側面を洗う時
- 車体を拭き上げる時
- ボディの下側を掃除する時
など、中腰や前かがみの姿勢になる場面が数多くあります。
この姿勢は、立っている時と比べて腰への負担が大きくなることが知られており、腰まわりの筋肉が身体を支え続ける状態になります。
その結果、筋肉が緊張し続けて血流が悪くなり、疲労が蓄積しやすくなります。
疲労が回復しないまま洗車を繰り返すことで、洗車後の腰痛や、場合によってはぎっくり腰につながることもあります。
もちろん、車をきれいにしようと思えば、この姿勢になってしまうのは仕方のないことです。
だからこそ、「前かがみにならない」ことではなく、腰へ負担が集中しにくい身体の使い方を意識することが大切になります。
② 身体をひねる動作が多い
洗車では、
ホイールを洗う時や車体を拭き上げる時など、身体をひねりながら作業することも少なくありません。
身体をひねる動作では、
- 腰まわりの筋肉
- 腰の関節(椎間関節)
- 椎間板(背骨のクッション)
などに負担がかかりやすくなります。
さらに、中腰姿勢のまま身体をひねると、腰へかかる負担はより大きくなります。
当院でも、「洗車で身体をひねった瞬間に腰を痛めた」という患者様が来院されることがあります。
毎日の生活ではあまり意識しない動きですが、洗車ではこの動作を何度も繰り返すため、腰への負担が蓄積しやすいと考えられます。
もし腰に違和感がある時は、無理をして洗車を続けるのではなく、一度休憩を挟むことも大切です。
③ しゃがんだ姿勢での作業が多い

タイヤやホイール、車体の下側を洗う時は、しゃがんだ姿勢で作業することも多くなります。
しゃがんだ姿勢では、腰から背中にかけての筋肉が伸ばされた状態で身体を支えることになります。
この状態が長く続くと筋肉が疲れやすくなり、立ち上がった時に「腰が伸びない」「腰が固まったように感じる」という症状につながることがあります。
また、
- 足首が硬い
- 股関節の動きが少ない
という方では、本来股関節で行う動きを腰が代わりに行ってしまい、さらに腰への負担が大きくなる場合があります。
私も洗車をしていると、ホイールを丁寧に洗っているうちに、思った以上に長時間しゃがんでいたということがあります。
夢中になって作業していると、身体への負担にはなかなか気づきにくいものです。
だからこそ、時々立ち上がって身体を伸ばしたり、姿勢を変えたりすることも、腰痛予防には大切だと考えています。
洗車による腰痛は、一つの動作だけが原因ではありません
ここまでご紹介したように、洗車による腰痛は、
- 前かがみ姿勢
- 身体をひねる動作
- しゃがみ姿勢
など、一つの動作だけではなく、さまざまな動作が組み合わさることで起こることがあります。
そのため、「腰が痛いから腰だけをマッサージする」という対処だけでは、根本的な改善につながらないことも少なくありません。
まずは、洗車中にどのような姿勢や動きをしているのかを知ることが、腰痛予防への第一歩になります。
次は、洗車による腰痛を防ぐために、私自身も実践している身体の使い方や予防法についてご紹介します。
洗車で引き起こされる腰痛への対策・効果的な予防法
洗車による腰痛は、洗車をしないことではなく、身体への負担をできるだけ減らす工夫を取り入れることで予防できる場合があります。
特に鹿児島では、桜島の火山灰の影響で洗車をする機会が多いため、一度腰を痛めてしまうと繰り返しやすい方も少なくありません。
ここでは、私自身も普段から意識している、洗車による腰痛を予防するための方法をご紹介します。
① 前かがみではなく、股関節から身体を曲げる

洗車で最も意識していただきたいのが、前かがみになる時の身体の使い方です。
腰だけを曲げて前かがみになると、腰へ負担が集中しやすくなります。
そこでおすすめなのが、股関節からお辞儀をするように身体を倒すことです。
ポイントは、
- 背筋を軽く伸ばす
- 腰だけではなく股関節から曲げる
- お腹に軽く力を入れる
- 車にできるだけ身体を近づけて作業する
ことです。
このように身体を使うことで、腰だけでなく、お尻や太ももの筋肉にも負担を分散させることができます。
私自身も以前は、洗車の後に腰が張ることがありました。
しかし、この動きを意識するようになってからは、以前より洗車後の腰の疲れを感じにくくなりました。
少し身体の使い方を変えるだけでも、腰への負担は変わることがあります。
② しゃがむ時は片膝をついて作業する

タイヤやホイールを洗う時は、長時間しゃがみ続けることも多くあります。
腰が丸まったまましゃがみ続けると、腰や背中の筋肉に負担がかかりやすくなります。
そのため、当院では、
片膝を地面につき、もう片方の膝を立てる姿勢
をおすすめしています。
さらに、
立てている膝と身体の間に、
- クッション
- 折りたたんだバスタオル
などを挟むと、身体が起きやすくなり、腰への負担を軽減できる場合があります。
また、作業時間が長くなりそうな時は、
30分に一度程度は立ち上がり、軽く身体を伸ばす
こともおすすめです。
ほんの数十秒身体を動かすだけでも、筋肉の緊張を和らげることにつながります。
③ 身体をひねらなくて済むように準備をする
洗車では、無意識のうちに身体を何度もひねっています。
そこでおすすめしたいのが、
洗車を始める前の準備です。
例えば、
- バケツを車の近くに置く
- タオルを数枚準備して車の周囲に置く
- 洗車用品を手の届く位置へまとめる
このようにしておくと、身体を何度もひねる必要が少なくなります。
また、できるだけ身体ごと向きを変えて作業することも、腰への負担を減らすポイントです。
「洗車の準備を少し工夫するだけ」で、身体への負担が変わることもあります。
④ 長時間続けず、途中で身体を動かす
洗車に集中していると、
「あっという間に1時間以上経っていた」
という経験はありませんか?
同じ姿勢が長時間続くことも、腰痛の原因の一つになります。
そのため、
- 一度立ち上がる
- 軽く背伸びをする
- 数歩歩いて身体を動かす
など、短時間でも身体を動かす時間をつくることをおすすめします。
特に腰に違和感がある日は、「あと少しだから頑張ろう」と無理をするよりも、一度休憩を入れた方が結果的に腰への負担を減らせることがあります。
完璧な姿勢よりも、「腰へ負担をためないこと」が大切です
「正しい姿勢をずっと続けなければ」
そう思うと、かえって身体が疲れてしまうことがあります。
私がお伝えしたいのは、
完璧な姿勢を続けることではなく、腰へ負担が集中しないよう工夫することです。
例えば、
- 股関節から曲げる
- 身体をひねりすぎない
- 時々立ち上がる
- 作業しやすい環境を整える
このような小さな工夫の積み重ねが、洗車による腰痛やぎっくり腰の予防につながります。
私自身も現在は、このようなことを意識しながら洗車をしています。
以前より腰への負担を感じにくくなったため、患者様にも無理のない範囲でおすすめしています。
ぜひ、ご自身にできそうなことから取り入れてみてください。
洗車で引き起こされた腰痛にお悩みだった患者様の声

お名前 H・Sさん 年齢80代
施術期間 2ヶ月 施術回数 7回
Qどのような症状、お悩みでご来院されましたか?
コシのいたみできました
Q実際に施術を受けられていかがでしたか?
コシのいたみがよくなりました。
夜よくねむります。
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現在は月1回程度のメンテナンス施術を継続され、良い状態を維持されています。
腰痛が改善したことで、安心して日常生活を送れるようになり、私自身も大変うれしく思っています。
この改善事例が、同じように洗車による腰痛でお悩みの方の参考になれば幸いです。
※患者様ご本人の同意をいただいたうえで掲載しております。施術の効果には個人差があります。
車の洗車で腰痛にお悩みの方からよくいただくご質問

Q1. 洗車中にぎっくり腰になりました。温めた方がいいですか?
急に強い痛みが出た場合は、無理に動かそうとせず、まずは安静にしてください。
患部に熱感(熱を持っている感じ)がある場合は、氷を袋に入れ、タオルを一枚挟んで5~10分程度アイシングしてみてください。
反対に、熱感がなく筋肉がこわばっているような場合は、軽く湯船につかることで楽になる方もいらっしゃいます。
ただし、腰痛の原因は人それぞれ異なります。
足のしびれや力が入りにくい症状、夜も眠れないほどの強い痛みがある場合は、早めに医療機関を受診されることをおすすめします。
Q2. 高圧洗浄機を使えば腰痛予防になりますか?
高圧洗浄機を使うことで、身体への負担を減らせる場合があります。
しかし、高圧洗浄機を使用していても、
- 長時間の前かがみ姿勢
- 中腰姿勢
- 身体をひねる動作
が続けば、腰への負担は少しずつ蓄積してしまいます。
そのため、
- 長時間続けない
- 途中で身体を伸ばす
- 腰ではなく股関節から動く
といった身体の使い方も意識していただくことが大切です。
Q3. 腰痛がある時でも洗車をして大丈夫でしょうか?
腰に強い痛みがある場合や、動くたびに痛みが増す場合は、無理に洗車をしないことをおすすめします。
一方で、軽い違和感程度であれば、身体への負担を減らしながら短時間で行うことで問題ない場合もあります。
ただし、
- 洗車をするたびに腰が痛くなる
- 同じ症状を何度も繰り返している
- セルフケアを続けても改善しない
このような場合は、洗車だけではなく、普段の身体の使い方や姿勢なども関係している可能性があります。
一度、お身体の状態を確認してみることをおすすめします。
どこへ行っても腰痛が改善しない…そんな時はご相談ください

今回ご紹介した方法は、洗車による腰痛を予防・軽減するための当院が経験をもとに築き上げた対策です。
実際に私自身も、身体の使い方を少し意識するようになってからは、洗車後の腰への負担を以前ほど感じなくなりました。
しかし、腰痛は洗車だけが原因とは限りません。
身体のバランスや関節の動き、筋肉の状態、日常生活での姿勢や身体の使い方など、さまざまな要因が重なっている場合もあります。
そのため、
- 洗車をするたびに腰が痛くなる
- マッサージを受けても改善しない
- ストレッチを続けても変わらない
- 腰痛を何度も繰り返してしまう
このようなお悩みがある場合は、一人で我慢せず、お気軽にご相談ください。
当院では、腰だけを見るのではなく、
- 身体全体のバランス
- 関節の動き
- 姿勢や身体の使い方
- お仕事や生活習慣
まで確認しながら、お一人おひとりに合わせた施術をご提案しています。
鹿児島市で洗車による腰痛やぎっくり腰にお悩みの方は、お電話または公式LINEよりお気軽にご相談ください。
まとめ

洗車による腰痛は、
- 前かがみや中腰姿勢
- 身体をひねる動作
- しゃがんだ姿勢での作業
などが重なることで起こることがあります。
特に鹿児島では、桜島の火山灰の影響で洗車をする機会が多いため、同じ負担を繰り返しやすい環境にあります。
だからこそ、
- 股関節から身体を曲げる
- 身体をひねりすぎない
- 長時間同じ姿勢を続けない
- 作業しやすい環境を整える
といった工夫を取り入れることが、腰への負担を減らすポイントになります。
私自身も洗車をする機会が多いからこそ、身体の使い方を意識することの大切さを実感しています。
もし現在、
- 洗車をすると腰が痛くなる
- 洗車の翌日に腰がつらい
- 洗車中にぎっくり腰になったことがある
- 腰痛がなかなか改善しない
このようなお悩みがありましたら、一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。
このブログが、洗車による腰痛でお悩みの方のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
院長からのひと言
鹿児島では桜島の火山灰の影響で、全国に比べても洗車をする機会が多くなります。そのため、洗車による腰痛でお悩みの患者様も少なくありません。私自身も同じように洗車をする機会が多いからこそ、「どうすれば腰への負担を減らせるか」を日頃から意識しています。
少し身体の使い方を工夫するだけでも、洗車後の腰の負担は変わることがあります。ぜひ無理のない範囲で取り入れてみてください。
腰痛の治療について詳しい当院の考え方や施術内容については、こちらの腰痛の治療ページでも詳しく解説しております。
⬇️
参考文献
・日本整形外科学会
「腰痛」
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/backache.html
・厚生労働省 e-ヘルスネット
「腰痛」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-093.html
・厚生労働省 e-ヘルスネット
「身体活動・運動」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/
・中央労働災害防止協会
「職場における腰痛予防対策」
https://www.jisha.or.jp/
・日本理学療法士協会
「腰痛予防と身体の使い方」
https://www.japanpt.or.jp/
・National Institute of Neurological Disorders and Stroke (NINDS)
Low Back Pain Fact Sheet
https://www.ninds.nih.gov/health-information/disorders/low-back-pain
・World Health Organization(WHO)
Musculoskeletal health
https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/musculoskeletal-conditions
・American Academy of Orthopaedic Surgeons(AAOS)
Low Back Pain
https://orthoinfo.aaos.org/

