
今回のブログでわかること(要約)
真夏になると、「夕方になると足がつる」「仕事中や夜中にふくらはぎがけいれんする」とお悩みの方が増えてきます。実は、こむら返りは熱中症や脱水の初期サインであることも少なくありません。今回ご紹介するのは、建設業で働く50代男性の症例です。熱中症によるこむら返りが起こる理由や、ご自宅でできる予防法、当院での施術により改善した経過について、実際の体験を交えながらわかりやすく解説します。
結論
熱中症によるこむら返りは、水分や電解質の不足だけでなく、疲労の蓄積や身体のコンディションも影響して起こることがあります。日頃から適切な水分・電解質の補給や十分な休息を心がけることが予防につながります。また、身体全体のバランスを整え、筋肉や関節がスムーズに動く状態を保つことも大切です。今回の症例では、生活習慣の見直しと当院での施術を組み合わせることで、毎日悩まされていたこむら返りが改善し、安心して仕事に取り組めるようになりました。
熱中症でこむら返りが起こる理由と見逃してはいけないサイン
こんにちは。
鹿児島市玉里団地で坂元台整骨院を開業しております、院長の児玉寛武です。
毎年夏になると、
「夕方になると足がつる」
「夜中に何度もこむら返りで目が覚める」
そんなご相談を受ける機会が増えます。
特に建設業や農業、配送業など、屋外で働く方は暑さの影響を受けやすく注意が必要です。
こむら返りは筋肉の疲労だけが原因ではありません。
汗をたくさんかくと、水分だけではなく、ナトリウムやカリウムなどの電解質も失われます。
すると筋肉へ送られる電気信号が乱れ、急に筋肉が縮んだまま戻らなくなることがあります。
車で例えるなら、筋肉はエンジンです。
水分や電解質はエンジンオイルのような役割があります。
オイルが不足するとエンジンの動きが悪くなるように、身体の中でも水分や電解質が不足すると筋肉は正常に働けなくなります。
その結果として、こむら返りが起こりやすくなるのです。
さらに、「大量の発汗」「睡眠不足」「疲労の蓄積」「長時間の屋外作業」これらが重なると、熱中症の危険性も高まります。
そのため、こむら返りを「よくあること」と軽く考えず、身体からのサインとして受け止めることが大切です。

建設業の50代男性が熱中症によるこむら返りを改善した症例
今回ご紹介するDさんは、建設業で働く50代の男性です。
もともとは腰痛で当院へ通院されていました。
ある日の施術中、「最近は夕方になると毎日のように足がつるんですよ」と相談を受けました。
詳しくお話をうかがうと、連日の猛暑の中で朝から夕方まで屋外作業が続いていました。
水分は飲んでいるものの、お茶や水が中心で、塩分や電解質までは十分に補給できていませんでした。
さらに腰や骨盤まわりの筋肉も強く緊張し、下半身の循環も低下していました。
暑さの厳しい中で、足が何度もつる状態が続いていたとのことで、とてもおつらかったことと思います。
そこで当院では腰痛への施術に加え、骨盤や股関節、ふくらはぎまで含めて身体全体のバランスを整えました。

身体がスムーズに動く状態を目指し、自律神経の働きにも配慮しながら施術を進めました。
また、
・こまめな水分補給
・電解質の補給
・休憩の取り方
・入浴と睡眠
についてもお伝えしました。
すると数週間後には、「夕方のこむら返りがほとんど出なくなりました。」とうれしいご報告をいただきました。
もちろん熱中症を施術だけで防げるわけではありません。
しかし身体の動きや循環を整え、日常生活も見直したことで、以前より身体が暑さに対応しやすくなったと考えられます。
私自身も、暑い時期のフルマラソンでは何度もこむら返りを経験しました。
30kmを過ぎたころから両足がつりそうになり、一歩踏み出すたびに不安を感じたことがあります。
その経験から、水分だけではなく、電解質や日頃の身体づくりの大切さを身をもって実感しました。
患者さんのお話にも自然と共感できるのは、その経験があるからかもしれません。
今日からできる熱中症・こむら返り対策と坂元台整骨院の取り組み

熱中症によるこむら返りを防ぐためには、毎日の積み重ねが大切です。
おすすめしたい対策は、
・のどが渇く前にこまめに水分を補給する
・汗をたくさんかく日は電解質(塩分チャージ・スポーツドリンクなど)も補給する
・休憩は日陰や涼しい場所で取る
・睡眠時間をしっかり確保する
・入浴で身体の疲れを取る
・ふくらはぎのストレッチを習慣にする
このような基本的な対策だけでも身体への負担は大きく変わります。
当院では、身体全体の状態を確認しながら、筋肉や関節の動き、姿勢、自律神経のバランスにも着目して施術を行っています。
「毎年夏になると足がつる。」
「熱中症が心配で仕事に集中できない。」
そんなお悩みがありましたら、一人で我慢せずお気軽にご相談ください。
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よくある質問(FAQ)

Q. こむら返りは熱中症のサインですか?
大量の発汗や脱水によって起こることがあります。めまいや頭痛、強いだるさを伴う場合は早めの受診をおすすめします。
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Q. 水だけ飲めば予防できますか?
大量に汗をかいたときは、水分だけでなく電解質(塩分チャージ・スポーツドリンクなど)の補給も大切です。
Q. 整骨院で熱中症は治りますか?
熱中症そのものを治療するものではありません。当院では身体の動きや循環、筋肉の緊張を整え、こむら返りが起こりにくい身体づくりをサポートしています。
Q. 夜中に足がつる場合も相談できますか?
もちろんです。筋肉の状態や生活習慣を確認し、原因に合わせた施術やセルフケアをご提案しています。
【参考文献】
・厚生労働省
熱中症予防のための情報・資料サイト
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/
・環境省
熱中症予防情報サイト
https://www.wbgt.env.go.jp/
・日本救急医学会
熱中症診療ガイドライン2024
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/pamph.html
・厚生労働省
熱中症予防のために(リーフレット)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000212502.html
・厚生労働省
職場における熱中症予防情報
https://neccyusho.mhlw.go.jp/
・公益財団法人 日本スポーツ協会
スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック
https://www.japan-sports.or.jp/medicine/heatstroke/
(※スポーツ現場での水分・電解質補給や予防法を詳しく解説)
・日本整形外科学会
整形外科Q&A(筋けいれん・こむら返り関連)
https://www.joa.or.jp/
・厚生労働省 e-ヘルスネット
身体活動・運動
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/
・厚生労働省 e-ヘルスネット
休養・こころの健康
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/
・厚生労働省 e-ヘルスネット
健康づくりのための身体活動・運動ガイド
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/
(監修 柔道整復師 児玉寛武)


