今回のブログでわかること【要約】

「なぜか右側の肩だけがこる」

「ストレッチをしても、すぐ元にもどってしまう」

「仕事が忙しくなると、首から肩がガチガチになる」

そんなお悩みはありませんか?

今回ご紹介するのは、長年にわたり右側だけの肩こりに悩んでいた40代男性Kさんです。

お仕事はデスクワークが中心で、一日のほとんどを座って過ごしていました。

ご自身でストレッチやマッサージ機を試しても変化が少なく、仕事の繁忙期を迎える前に何とかしたいと、身内の方のご紹介で坂元台整骨院へ来院されました。

身体を確認すると、肩だけではなく、長時間の座り姿勢や頭の位置、身体の使い方など、いくつかの負担が重なっていました。

当院での施術と生活習慣の見直しを続けていただいた結果、約6週間・8回の施術で右側の肩こりが大幅に改善しました。

今回はKさんの症例をもとに、右側だけ肩がこるときに考えたいポイントをわかりやすくご紹介します。

※施術の結果や改善までの期間には個人差があります。


マッサージ機を使っても右肩だけつらかった40代男性

Kさんが長年悩んでいたのは、右側に強く感じる肩こりでした。

肩がつらくなるたびに、ご自身でストレッチをしたり、マッサージ機を使ったりしていたそうです。

一時的に楽になることはあっても、しばらくするとまた右肩がつらくなります。

さらに、職場ではもうすぐ繁忙期を迎える時期でした。

「仕事がもっと忙しくなる前に何とかしたい」という思いで来院されました。

肩こりが続くと、仕事へ集中するだけでもつらくなりますよね。

そこで当院では、右肩がかたいという結果だけでなく、なぜ右側へ負担が集まっているのかを確認することにしました。


右側だけ肩がこるのは、右肩だけの問題とはかぎりません

Kさんのお仕事はデスクワークが中心で、一日の大半を座って過ごしていました。

身体を確認すると、背中が丸まりやすく、頭が身体より前へ出る姿勢になっていました。

肩も前方へ入りやすく、首から肩にかけて強い緊張がみられました。

頭の重さをボウリングの球にたとえてみましょう。

ボウリングの球を身体の近くで持つのと、腕を伸ばして前で持つのでは、感じる重さが違います。

頭もまったく同じではありませんが、身体より前へ出た姿勢が長く続けば、首や肩まわりの筋肉には負担がかかりやすくなります。

さらに、パソコン作業ではマウスを右手で使うなど、左右で違う動きを長時間続けることがあります。

右側だけ肩がこる場合は、仕事中の身体の使い方に左右差がないかも確認したいポイントです。


仕事のストレスも無視できないポイントでした

Kさんのお話をうかがうと、仕事がハードで、精神的な負担も大きいとのことでした。

もちろん、「ストレスがあるから右肩がこる」と単純に決めることはできません。

ただ、ストレスが続くと身体へ力が入りやすくなったり、睡眠や休息に影響したりすることがあります。

仕事に集中していると、「気がついたら肩に力が入っていた」という経験はありませんか?

身体を弓にたとえるなら、弦をずっと引っぱったままにしているような状態です。

身体にも、力を入れる時間だけでなく、ゆるめる時間が必要です。

Kさんの場合も、姿勢だけを見るのではなく、仕事中の緊張や休息の取り方まで含めて考えることが大切だと判断しました。


坂元台整骨院では肩だけをもまずに身体全体を確認します

右肩がつらいからといって、右肩だけを施術すればよいとはかぎりません。

坂元台整骨院では、まずお話をうかがい、肩だけでなく首や背中、骨盤を含めた身体全体の状態を確認します。

Kさんにも、身体の状態に合わせたソフトな施術をおこないました。

さらに、仕事による緊張が続いていたことから、リラックスしやすい身体の状態をめざした施術も組み合わせました。

大切にしたのは、肩をほぐすことだけではなく、右肩へ負担が集まり続ける背景を減らすこと。

施術後の身体の変化も確認しながら、その日の状態に合わせて進めました。


Kさんにお願いした「仕事中の3つの習慣」

施術だけでなく、毎日の仕事中にも少し工夫していただきました。

① 30分を目安に一度立ち上がる

ずっと良い姿勢を保とうとすると、それ自体が疲れてしまいます。

そこで30分ほどを目安に一度立ち上がり、軽く身体を伸ばしてから座り直してもらいました。

大切なのは、完璧な姿勢を続けることより、同じ姿勢を続けすぎないことです。

② 足を組んでいることに気づいたら戻す

「絶対に足を組んではいけない」と考える必要はありません。

片側へ体重をかけていることに気づいたら、両足を床につけて座り直します。

小さなリセットを何度も入れるイメージです。

③ ゆっくり呼吸する時間をつくる

忙しいときほど、呼吸へ意識を向ける時間をつくっていただきました。

当院では、鼻から3秒ほど吸い、6秒ほどかけてゆっくり吐く腹式呼吸をお伝えしています。

深呼吸だけで肩こりが治るわけではありません。

しかし、仕事の合間に身体の力をゆるめるきっかけとして取り入れやすい方法です。

毎回30分きっちり守る必要はなく、気づいたときに数回おこなうところから始めてもらいました。


約6週間・8回で長年の右側の肩こりが大幅に改善

Kさんには、当初は身体の状態をみながら施術を受けていただきました。

そして、職場でも姿勢のリセットや呼吸などを続けてもらいました。

少しずつ右肩のつらさが減り、約6週間・8回の施術で、長年悩んでいた肩こりが大幅に改善しました。

その後は通院間隔をあけ、現在は良い状態を保つための定期的なメンテナンスへ移行しています。

Kさんの症例で印象的だったのは、長年つらかった右肩だけを追いかけるのではなく、毎日の仕事や身体の使い方まで含めて見直したことです。


まとめ|右側だけ続く肩こりには理由が隠れていることがあります

右側だけ肩がこると、「右肩の筋肉がかたいからだろう」と思うかもしれません。

もちろん筋肉の緊張も確認すべきポイントです。

ただし、その筋肉がなぜ毎日のように緊張してしまうのかまで考えることも大切です。

長時間のデスクワーク、マウス操作、頭が前へ出た姿勢、身体の使い方、仕事の緊張など、いくつもの要素が重なっている場合があります。

坂元台整骨院では、肩こりだからといって肩だけを見るのではなく、身体全体の状態や生活習慣まで確認しながら施術方法を考えています。

「右側だけ肩こりが続いている」

「マッサージをしても、すぐつらくなる」

「仕事に集中できないほど肩が重い」

そんなお悩みがありましたら、一度ご相談ください。

長く続いている肩こりだからこそ、痛い場所だけでなく、なぜ負担がくり返されているのかをいっしょに探していきましょう。

ご相談・ご予約はこちらから

肩こりの治療についての症例別ページはこちらから


右側だけの肩こりについてよくある質問【FAQ】

Q1.なぜ右側だけ肩がこるのでしょうか?

右側だけの肩こりには、マウス操作や座り方、荷物を持つ側など、日常の身体の使い方が関係する場合があります。ただし原因は一人ひとり違うため、症状だけで決めつけることはできません。

Q2.右側の肩だけマッサージすればよくなりますか?

マッサージで一時的に楽になる方もいます。ただ、同じ負担が毎日くり返されている場合は、姿勢や仕事環境、身体の動きなども確認することが大切です。

Q3.肩こりとストレスは関係しますか?

心理的なストレスと首・肩の症状には関連が報告されています。ストレスだけが肩こりの原因とはいえませんが、仕事の緊張や睡眠なども含めて考えることが大切です。

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Q4.右肩のこりと一緒に頭痛があります。相談できますか?

首や肩の緊張にともなって頭痛を感じる場合もあります。一方で、突然の激しい頭痛、手足のまひ、ろれつが回らない、発熱など普段と違う症状がある場合は、整骨院より先に医療機関を受診してください。

当院の頭痛の治療についての症例別ページはこちらから

Q5.何回くらい施術を受ければよくなりますか?

身体の状態や症状が続いている期間によって異なります。Kさんは約6週間・8回で大幅な改善がみられましたが、すべての方が同じ経過になるわけではありません。身体を確認してから施術の進め方をご説明します。


参考文献

  • 日本整形外科学会「肩こり」
  • Côté P, et al. The burden and determinants of neck pain in workers. 2003.
  • Kimura T, et al. 首・肩のこりと心理的ストレスとの関連に関する研究.
  • World Health Organization. WHO guidelines on physical activity and sedentary behaviour. 2020.

※本記事は実際の症例をもとにしています。施術による変化や改善までの期間には個人差があります。

(監修 柔道整復師 児玉寛武)