今回のブログでわかること
今回ご紹介するのは、左肩だけに強い肩こりがあり、首の痛みや左腕のだるさにも悩まされていた40代女性の改善事例です。
患者様は仕事で車を運転する時間が長く、帰宅後は家事や育児にも追われていました。長時間同じ姿勢を続けることや、運転中の身体の使い方、日常的な緊張などが重なり、左側の首や肩へ負担が集中していたと考えられます。
当院で身体全体の状態を確認し、施術とともに運転姿勢や呼吸方法を見直していただいた結果、約6週間、6回の施術で左肩のこりや首の痛みが軽減し、腕のだるさも感じなくなりました。
左肩だけに肩こりが続く場合は、肩の筋肉だけでなく、首の状態や姿勢、身体の使い方まで確認することが大切です。
- 1. 今回のブログでわかること
- 2. このような症状でお困りではありませんか?
- 3. 左肩のこりと首の痛みに悩んでいた40代女性
- 4. 左肩だけがこる原因として考えられたこと
- 4.1. 長時間の運転姿勢
- 4.2. 日常生活における左右差
- 4.3. 家事や育児による負担
- 4.4. ストレスと呼吸の浅さ
- 5. 左肩のこりと一緒に腕がだるくなる理由
- 6. 当院で確認した身体の状態と施術
- 7. 運転中に意識していただいたこと
- 7.1. 腰と座席の間にタオルを入れる
- 7.2. 信号待ちなどで姿勢を戻す
- 7.3. 呼吸で肩の力を抜く
- 8. 左側のひどい肩こりでお悩みだった40代女性患者さんの声
- 9. 左肩だけの肩こりが続いている方へ
このような症状でお困りではありませんか?

「なぜか左肩だけがいつもこる」
「長時間運転すると首や肩がつらくなる」
「肩こりがひどくなると腕までだるくなる」
「マッサージを受けても左肩のこりが戻る」
「家事や育児の後に肩こりが悪化する」
「左右で肩の高さや動きが違うように感じる」
このようなお悩みがある方は、今回の症例が参考になるかもしれません。
左肩のこりと首の痛みに悩んでいた40代女性
こんにちは。
鹿児島市玉里団地の坂元台整骨院、院長の児玉寛武です。
今回ご紹介するYさんは、小学生のお子さんを育てながら働いている40代女性です。
仕事では車を運転する時間が長く、毎日長時間座った姿勢で過ごしていました。帰宅後も家事や育児があり、身体をゆっくり休める時間が少なかったそうです。
特につらかったのは、左肩だけに感じる慢性的な肩こりでした。
私もサラリーマン時代には肩こりに悩まされておりましたが、実際とてもつらかった記憶があります。

症状が強くなると首まで痛くなり、左腕全体に重だるさを感じることもありました。仕事や家事を続けながら、この状態で毎日を過ごすのは大変だったことと思います。
Yさんのように片側だけ肩がこる場合、単なる筋肉疲労だけでなく、運転姿勢や身体の使い方の左右差などが関係していることがあります。
左肩だけがこる原因として考えられたこと
左肩だけに症状が出るからといって、必ずしも左肩そのものだけに原因があるとは限りません。
Yさんの生活状況や身体の状態から、次のような負担が重なっていると考えました。
長時間の運転姿勢
車を運転している時は、座席に座ったまま前方を見続け、両腕をハンドルの方向へ出した姿勢が続きます。
時間が経つにつれて背中が丸くなったり、頭が前へ出たりすると、首や肩の筋肉へ負担がかかります。
また、運転中は完全に左右対称の動きをしているわけではありません。
ハンドル操作、ミラーの確認、身体の支え方などにクセがあると、片側の肩や首へ負担が集中する場合があります。
車を運転している時は、座席に座ったまま前方を見続け、両腕をハンドルの方向へ出した姿勢が続きます。
時間が経つにつれて背中が丸くなったり、頭が前へ出たりすると、首や肩の筋肉へ負担がかかります。

日常生活における左右差
足を組む、片側へ体重をかける、いつも同じ手で荷物を持つなど、普段の何気ない習慣も身体のバランスに影響します。
人の身体には多少の左右差がありますが、同じ方向への偏りが毎日繰り返されると、肩甲骨や背中の動きにも差が生まれやすくなります。
その結果、一方の肩の筋肉が緊張し続け、片側だけの肩こりにつながることがあります。
家事や育児による負担
洗濯物を干す、料理をする、子どもの荷物を持つなど、家事や育児では腕を前に出す動作が多くなります。
仕事で長時間運転した後も同じような姿勢が続けば、首や肩を休ませる時間が少なくなります。
Yさんの場合も、仕事と家庭の両方で身体を使い続けていたことが、左肩の症状を長引かせる一因になっていたと考えられます。
ストレスと呼吸の浅さ

忙しい状態や緊張が続くと、無意識に肩へ力が入り、呼吸も浅くなりがちです。
呼吸が浅い時は、胸や肩まわりの筋肉を必要以上に使いやすくなります。
睡眠や休息を取っても疲労が抜けにくい状態が続くと、肩こりや首の痛みも慢性化しやすくなります。
自律神経系の治療についてはこちらの症状別ページをご覧ください。
⬇️
左肩のこりと一緒に腕がだるくなる理由
首から肩、腕にかけては、筋肉や関節、神経などがつながっています。
そのため、首や肩まわりの筋肉が強く緊張したり、姿勢によって首に負担がかかったりすると、肩こりだけでなく腕の重だるさを感じることがあります。
ただし、腕のだるさやしびれの原因は一つではありません。
首の状態、肩関節、筋肉の緊張などが関係することもあれば、整形外科的な検査が必要な場合もあります。
特に次のような症状がある場合は、自己判断で肩こりと決めつけず、医療機関への相談が必要です。
- 腕や手のしびれが強くなっている
- 手に力が入りにくい
- 細かい作業がしにくい
- 強い痛みが続いている
- 胸の痛みや息苦しさを伴う
- 安静にしていても症状が悪化する
Yさんには強いしびれや筋力低下はなく、身体の状態を確認したうえで施術を進めました。

当院で確認した身体の状態と施術
Yさんの身体を確認すると、左側の首や肩の筋肉が緊張しているだけでなく、背中や骨盤まわりにも動きの左右差が見られました。
そこで左肩だけを強く揉むのではなく、首、肩甲骨、背中、骨盤まで含めて身体全体のバランスを確認しました。
施術では、身体への負担が少ないソフトなカイロプラクティックを用い、首や肩へ負担が集中しにくい状態を目指して調整しました。
肩こりは日常生活の影響を受けやすいため、施術と並行して、運転時の座り方や呼吸方法についてもお伝えしました。
運転中に意識していただいたこと
腰と座席の間にタオルを入れる
車の座席に長く座っていると、腰が後ろへ丸まり、背中や首も前へ出やすくなります。

そこでYさんには、薄く丸めたバスタオルを腰と座席の間に入れていただきました。
タオルは厚くしすぎず、腰が軽く支えられる程度にします。
身体の大きさや車のシートによって合う位置は異なるため、違和感や痛みが出る場合は使用を中止してください。

信号待ちなどで姿勢を戻す
運転中に良い姿勢をずっと保ち続けるのは難しいため、信号待ちや休憩時に次の点を確認していただきました。
- お尻を座席の奥まで入れる
- 左右均等に座る
- 肩をすくめず、力を抜く
- ハンドルを強く握りすぎない
- 安全な場所で休憩し、車から降りて身体を動かす
大切なのは、姿勢を完璧に固定することではなく、崩れた姿勢をこまめに戻すことです。
呼吸で肩の力を抜く
Yさんには、仕事や家事の合間にゆっくり呼吸する時間を作っていただきました。
方法は次のとおりです。
- 鼻から3秒かけて息を吸う
- 口から6秒かけてゆっくり吐く
- 肩を上げず、お腹が動くことを意識する
- 5回程度繰り返す
最初は仰向けで行うと、お腹の動きを感じやすくなります。
慣れてきたら、椅子に座った状態や仕事の休憩中でも行えます。
無理に大きく吸い込む必要はありません。苦しさやめまいを感じた場合は中止してください。
左側のひどい肩こりでお悩みだった40代女性患者さんの声

お名前 Y・Nさん 年齢40代 女性
施術期間 6週間 施術回数6回
現在は1ヶ月に1回のメンテナンス通院
Qどのような症状、お悩みでご来院されましたか?
首・肩の痛み
Q実際に施術を受けられていかがでしたか?
定期的に受けることで、ゆがみが正されて日常生活を送れています。
今回Yさんは当院の施術を継続しつつ、お伝えした肩こりの対処法に取り組んでいただきました。
施術を受けるごとに肩こり、首の痛みも改善していき、腕のだるさも出なくなったそうです。今ではつらかった肩こりを感じることなく快適に日常生活を送れています。初診の時よりも顔色も良くなり、私としてもとても嬉しく思っています。
現在は症状も落ち着き1ヶ月に1回のメンテナンスのみで良いお身体の状態をキープできております。
同じような症状でお困りの方々の励みになれば幸いです。
左肩だけの肩こりが続いている方へ

左肩だけがこる場合は、肩の筋肉だけでなく、首、肩甲骨、背中、運転姿勢、身体の使い方などを確認することが大切です。
マッサージや湿布で一時的に楽になっても、同じ生活習慣による負担が続けば、症状を繰り返すことがあります。
坂元台整骨院では、問診と身体の検査を行い、一人ひとりの状態に合わせて施術や生活習慣のアドバイスを行っています。
- 左肩だけのこりがなかなか改善しない
- 首の痛みや腕のだるさも感じる
- 長時間の運転後に症状が強くなる
- マッサージを受けてもすぐ元に戻る
- 自分の身体に合った対処法を知りたい
このようなお悩みがある方は、一人で抱え込まずご相談ください。
公式LINEやお電話から、ご相談・ご予約を承っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※この記事は実際の患者様の改善事例をもとに作成しています。施術の経過や効果には個人差があります。
肩こりについて詳しい当院の考え方や施術内容については、こちらの肩こりページでも詳しく解説しております。
⬇️
【参考文献】
1.Cagnie B, et al.
Individual and work related risk factors for neck pain among office workers: a cross sectional study.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17024301/
2.Green BN.
A literature review of neck pain associated with computer use.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC2528269/
3.van der Windt DAWM, et al.
Occupational risk factors for shoulder pain: a systematic review.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10854490/
4.Russo MA, et al.
The physiological effects of slow breathing in the healthy human.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29209423/
5.Fincham GW, et al.
Effect of breathwork on stress and mental health: A meta-analysis of randomised-controlled trials.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36624160/
(監修 柔道整復師 児玉寛武)


