
今回のブログでわかること(要約)
「長時間、車を運転すると腰が痛くなる」
「仕事で毎日運転するので、腰を休ませることができない」
「腰痛が心配で、車で遠出するのが不安になってきた」
そんなお悩みはありませんか。
鹿児島は車で移動する機会が多く、通勤や仕事で長時間運転される方も少なくありません。
とくに仕事や家事で忙しいかたは、腰がつらくても、なかなか身体を休ませる時間をつくれないこともあると思います。
長時間の運転で腰が痛くなる背景には、同じ姿勢が続くことや、座席で腰が丸まりやすくなること、身体を動かす時間が少なくなることなどが関係します。
今回は、長時間の車の運転で腰が痛くなる原因と、運転中からできる3つの対処法について、わかりやすく解説します。
- 1. 今回のブログでわかること(要約)
- 2. 長時間の車の運転で腰が痛くなる原因|座りっぱなしと姿勢に注意
- 3. 運転中の腰痛をやわらげる3つの対処法|タオル・休憩・歩行を活用
- 3.1. 1.腰とシートの間にタオルを入れる
- 3.2. 2.長時間の運転では定期的に休憩する
- 3.3. 3.普段から歩く時間を少し増やす
- 4. 運転すると毎回腰が痛い方へ|改善しない腰痛は坂元台整骨院へご相談ください
- 5. よくある質問(FAQ)
- 5.1. Q1.車を運転すると腰が痛くなるのはなぜですか?
- 5.2. Q2.運転中、腰にタオルを入れても大丈夫ですか?
- 5.3. Q3.長距離運転では何時間ごとに休憩すればいいですか?
- 5.4. Q4.運転後の腰痛は整体で改善しますか?
- 6. 参考文献
長時間の車の運転で腰が痛くなる原因|座りっぱなしと姿勢に注意

こんにちは。鹿児島市玉里団地の坂元台整骨院、院長の児玉寛武です。
当院でも、「仕事で長時間運転したあとに腰がつらい」「遠出すると、途中から腰が痛くなってくる」というご相談をいただくことがあります。
重たい荷物を持っていないのに、なぜ運転だけで腰が痛くなるのでしょうか。
大きな理由のひとつが、長い時間、同じ姿勢を続けることです。
映画館で2時間ほど座ったあと、立ち上がった瞬間に「身体がかたい」と感じた経験はありませんか。
車の運転も似ています。
運転中は安全のため自由に身体を動かせません。そのため、腰や股関節まわりの動きが少なくなります。
さらに、車の座席では骨盤が後ろへ倒れ、腰や背中が丸くなることがあります。

ハンドルへ手を伸ばすため、頭や上半身が前へ出た姿勢になる方もいます。
たとえるなら、同じ形に曲げたホースを長い時間そのままにしているような状態です。
身体も同じ姿勢が長く続けば、腰やお尻、股関節まわりがこわばりやすくなります。
大切なのは「良い姿勢をずっと保つこと」だけではありません。
ひとつの姿勢を長時間続けないことも、腰への負担を減らすためには大切です。
仕事で運転が必要な方は、運転そのものをやめるわけにはいきません。
だからこそ、無理なく続けられる工夫を取り入れていきましょう。
運転中の腰痛をやわらげる3つの対処法|タオル・休憩・歩行を活用
1.腰とシートの間にタオルを入れる

運転中に腰が丸まりやすい方は、薄く丸めたバスタオルを腰とシートの間へ入れてみてください。
タオルで腰を軽く支えることで、座ったときの姿勢を保ちやすくなります。
ただし、厚すぎるタオルは腰を反らせすぎることがあります。
「気持ちよく腰を支えてくれる」と感じる程度の厚さから試しましょう。
シートもハンドルから離れすぎない位置へ調整し、無理なくペダルを踏める状態にします。
2.長時間の運転では定期的に休憩する

長距離を運転するときは、できれば1時間前後をひとつの目安に休憩を取りましょう。
安全な場所へ車を止めて、一度立ち上がります。
トイレまで歩く、軽く身体を伸ばすだけでもかまいません。
腰痛対策では「正しい姿勢をずっと続ける」より、姿勢をこまめに変えることも大切です。
仕事で決まった時間に休憩できない場合は、車から降りられるタイミングを利用して、少し歩くだけでもよいでしょう。
3.普段から歩く時間を少し増やす

運転時間が長い方ほど、日常生活で歩く時間が少なくなりがちです。
とはいえ、仕事や家事で忙しいなか、新しく運動時間をつくるのは大変ですよね。
「近くの買い物は歩いて行く」
「駐車場では少し遠い場所へ停める」
「エレベーターではなく階段を使う」
そんな小さな工夫からでかまいません。
ウォーキングは特別な道具がいらず、慢性的な腰痛がある方にも取り入れやすい運動のひとつです。
無理なく続けられる範囲から始めてみてください。
運転すると毎回腰が痛い方へ|改善しない腰痛は坂元台整骨院へご相談ください

タオルや休憩、ウォーキングなどを取り入れることで、運転中の腰への負担を減らせる場合があります。
しかし、「対策しても腰痛がなかなか変わらない」「運転するたびに痛みが強くなる」「腰だけでなく、お尻や足まで痛い・しびれる」という場合は、一度身体の状態をくわしく確認することをおすすめします。
腰痛にはさまざまな原因があり、すべてが運転姿勢だけで起こるわけではありません。
坂元台整骨院では、痛む腰だけを見るのではなく、背骨や骨盤、股関節の動き、普段の姿勢や仕事での身体の使い方まで確認しています。
毎日の仕事で車を使う方にとって、「運転しないでください」というアドバイスだけでは、現実的ではありません。
必要な運転を続けながら、どうすれば腰への負担を減らせるのか。
一人ひとりの生活に合わせて、一緒に考えていくことを大切にしています。
「腰が痛くなるから遠出をしたくない」
「仕事の運転が毎日つらい」
そんな状態を我慢し続けず、お気軽にご相談ください。
※強い足のしびれや力の入りにくさ、排尿・排便の異常、発熱、転倒や事故のあとから強い腰痛がある場合は、まず医療機関を受診してください。
よくある質問(FAQ)

Q1.車を運転すると腰が痛くなるのはなぜですか?
長時間同じ姿勢が続くことや、腰・股関節を動かす時間が少なくなることなどが関係する場合があります。また、シートの位置や座り方が身体に合っていないと、腰へ負担が集まりやすくなることもあります。
Q2.運転中、腰にタオルを入れても大丈夫ですか?
腰を軽く支える程度であれば、運転姿勢を保つ方法のひとつとして試せます。ただし、厚すぎると腰を反らせる場合があります。違和感や痛みが強くなる場合は使用を中止してください。
Q3.長距離運転では何時間ごとに休憩すればいいですか?
腰への負担を考えると、当院では1時間前後をひとつの目安として、一度車から降りて身体を動かすことをおすすめしています。交通状況や体調を優先し、安全な場所で休憩してください。
Q4.運転後の腰痛は整体で改善しますか?
腰痛の原因や身体の状態によって異なります。当院では腰だけでなく、骨盤や股関節、背骨の動きなどを確認し、腰へ負担が集中している理由を探したうえで施術を行います。
参考文献
・日本整形外科学会・日本腰痛学会 編
『腰痛診療ガイドライン2019 改訂第2版』
https://minds.jcqhc.or.jp/docs/gl_pdf/G0001113/4/Lumbago.pdf
・Maher C, Underwood M, Buchbinder R.
Non-specific low back pain. Lancet. 2017.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27745712/
・Parry S, Straker L.
The contribution of office work to sedentary behaviour associated risk. BMC Public Health. 2013.
https://bmcpublichealth.biomedcentral.com/articles/10.1186/1471-2458-13-296
・Yoon TL, et al.
The effect of walking on chronic low back pain: a meta-analysis. Clinical Rehabilitation. 2021.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34092136/
・Porter JM, Gyi DE.
The prevalence of musculoskeletal troubles among car drivers. Occupational Medicine. 2002.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12356949/
(監修 柔道整復師 児玉寛武)


