
「季節の変わり目になるとギックリ腰になってしまう」
「立ちあがろうと踏ん張った瞬間、ぎっくり腰で動けなくなってしまった」
「前かがみになろうとした時にぎっくり腰になってしまった」
このようなお悩みがあるときはこのブログ内容がお役に立てるかもしれません。
- 1. 動けないほどのぎっくり腰が改善|70代男性の施術事例と回復までの経過
- 2. ぎっくり腰の原因とは?70代男性に起きた急性腰痛の背景
- 2.1. 毎日続いた長時間の座り姿勢による身体のゆがみ
- 2.1.1. 身体がゆがむメカニズムについて
- 2.1.2. ゆがみがゆがみを呼ぶ
- 3. ぎっくり腰で立てない・歩けない…来院時の症状について
- 4. ぎっくり腰の時に病院を先に受診したほうがいい症状とは?
- 5. ぎっくり腰の施術内容と5日で改善した回復経過
- 5.1. 1.安静にしすぎない
- 5.2. 2.コルセットは必要最低限の使用にとどめる
- 5.3. 3.少し身体を温めてみる
- 6. ぎっくり腰でお悩みだった70代男性患者様のご感想
- 7. つらいぎっくり腰になってしまった...そんな時はご相談ください。
動けないほどのぎっくり腰が改善|70代男性の施術事例と回復までの経過

こんにちは、鹿児島市玉里団地で坂元台整骨院を開業しております、院長の児玉寛武です。
実は私自身も過去にぎっくり腰を経験したことがあります。
仕事中に、かがんだ状態から立ちあがろうとしたときに、激痛が走りました。
この時は仕事中でしたので、脂汗をかきながら痛みを気合いで我慢して過ごしましたが、とてもつらかった記憶として残っています。
この度のブログでは、実際にぎっくり腰で当院を受診されたKさんの事例をもとに解説しています。
今回Kさんは当院で5日間、計3回の施術でつらいぎっくり腰の症状が完全に解消されました。
当院での施術とともに、普段の日常生活でぎっくり腰の症状を早く解消させる取り組みを続けたことにより、早期に改善された事例になります。
詳しくブログにまとめていますので、つらいぎっくり腰にお悩みでしたらこのブログ内容がお役に立てると考えています。
ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
ぎっくり腰の原因とは?70代男性に起きた急性腰痛の背景
慢性的な痛みの患者さんであればじっくりと問診でお話も伺いますが、ぎっくり腰で来院された時は長々お話するのも大変です。程度にもよりますがぎっくり腰に関しましては最低限の問診とスピーディな検査を心がけております。
今回Kさんは自宅で夜中に立ちあがろうとした際に激痛が走ったそうです。
Kさんをヒアリングした中で、主なぎっくり腰の原因と思われるものを挙げさせていただくと、
毎日続いた長時間の座り姿勢による身体のゆがみ

毎日長時間のデスクワークによる座りっぱなしの影響で腰から股関節、骨盤周囲の筋肉や関節の動きがかなり硬くなっており、背中が猫背ぎみで頭も前方へ突き出すような姿勢になっていました。
こんな状態で仕事を余儀なくされるのは本当に大変だったことと思います。
このような生活を続けていると少しずつ身体のバランスは崩れてゆがんでいきます。
身体がゆがむメカニズムについて

身体のゆがみはある日突然起こるものではありません。
ほとんどの場合、毎日の小さなクセの積み重ねで少しずつ作られていきます。
例えば「足を組む」「片側の肩だけでバッグを持つ」「デスクワークで前かがみになる」「スマホを下を向いて長時間見る」など、こうした姿勢を続けていると、身体は「その姿勢が楽だ」と勘違いしてしまいます。
人の身体は、骨だけで立っているわけではなく、筋肉がゴムのように引っ張り合ってバランスを取っています。
同じ姿勢が続くと、使われる筋肉は硬くなり、使われない筋肉は弱くなります。このアンバランスが続くことで、骨盤や背骨が引っ張られる方向にズレていくのです。
例えるなら、テントのロープを片側だけ強く引っ張り続ける状態。全体が傾いてしまいますよね。
でも、仕事や家事・育児などで忙しく生活していると、毎日の身体の使い方や姿勢などの小さなクセの積み重ねに気付けないのは無理もないことです。
ゆがみがゆがみを呼ぶ

身体がゆがむと、本来まっすぐ立つために必要な筋肉がうまく使えなくなります。
すると身体は、「倒れないように」「動きやすいように」別の場所で無理にかばう動きをはじめます。
その結果、肩こり・腰痛・首の痛み・頭痛といった症状が出やすくなります。
身体のゆがみは、身体が楽な使い方を覚えてしまった状態です。
だからこそ、正しく整えてあげれば身体はちゃんと元に戻ろうとします。
ぎっくり腰で立てない・歩けない…来院時の症状について

Kさんが来院してきた時は、ほとんど自力で歩くことはできずに、娘さんに抱えてもらいながらの来院でした。患部の腰は炎症からくる多少の熱感を感じました。とてもつらかったことと思います。
まともに動くことができずに、日常生活のほとんどに支障が出ていたようです。
ぎっくり腰の時に病院を先に受診したほうがいい症状とは?
ちなみに先に病院を受診したほうがいい腰痛もあります。参考になるブログも載せておきますので、こちらもぜひお読みいただけたらと思います。
ぎっくり腰の施術内容と5日で改善した回復経過

施術内容としてはゆがんでいた骨格の調整をさせていただきました。
初回の施術後には背筋を伸ばして歩行できるようになりなした。痛みも半減して腰まわりの可動域も改善し「動きやすくなった」と喜んでおられました。
施術終了後に、下記に述べる日常生活での過ごし方についていくつかお伝えさせていただきました。それらを実践していただくと、施術との相乗効果でとてもいい経過をたどりました。
1.安静にしすぎない
よほど激しい症状でなければ(自力で動ける状態)、痛みがなるべく少ない動作を探して動ける範囲で活動します。安静にしていると逆に症状が長引く可能性が高まってしまいます。
2.コルセットは必要最低限の使用にとどめる

コルセットは使用しても良いですが、痛みが引いてきたらなるべく早めに外して生活していただいた方が、回復は早まると言われています。
3.少し身体を温めてみる

自力である程度は動ける状態であれば、お風呂で少し温めてみた方が経過が良いとされています。
ただし、患部の腰を触ってみて明らかに熱感のある場合は氷を袋に入れて10分ほど冷やしてあげると良いでしょう。
今回のKさんは多少の患部の熱感があったので、施術でアイシングも加えました。そして、院から帰る頃には熱感もだいぶ治っていたので、翌日以降はお風呂で温めるようにお伝えして帰っていただきました。
もし、腰自体に熱感がなければ温めることで早期回復が見込めます。
40度程度のぬるめのお湯にゆっくりと10~15分程度使って深呼吸しながらリラックスすることを意識することが大切です。
ぎっくり腰でお悩みだった70代男性患者様のご感想

お名前 K・Eさん 年齢70代 男性
施術期間 5日間 施術回数 3回
Qどのような症状、お悩みでご来院されましたか?
ぎっくり腰
Q実際に施術を受けられていかがでしたか?
夜にぎっくり腰になり、翌朝まで全く歩けない状態であった。しかし、一回目の施術ですっかり歩けるようになりました。
おかげ様で感謝致しております。
つらいぎっくり腰になってしまった...そんな時はご相談ください。

今回ご紹介した方法でぎっくり腰の症状が緩和される可能性があります。お悩みの方はぜひ実践してみてください。
しかし、私も経験しましたがぎっくり腰はつらいので、できればお早めに医療機関にご相談することをおすすめします。
ぎっくり腰でお困りで不安な方は、当院の公式LINEやお電話でご相談も承っております。お気軽にご相談ください。
このブログがぎっくり腰でお悩みの方のお役に立てれば幸いです。
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
参考文献
- Rubinstein SM, Terwee CB, Assendelft WJ, de Boer MR, van Tulder MW.
Spinal manipulative therapy for acute low-back pain.
Cochrane Database of Systematic Reviews. 2012.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22972127/
急性腰痛(ぎっくり腰)に対する脊椎マニピュレーション(徒手療法)は、痛みの軽減や身体機能の改善に一定の有効性が示されています。
- Dagenais S, Gay RE, Tricco AC, Freeman MD, Mayer JM.
Spinal manipulation therapy for acute low back pain.
The Spine Journal. 2010.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20869008/
急性腰痛に対する脊椎マニピュレーションは、薬物療法や一般的な保存療法と比較しても良好な改善結果が報告されています。
- Juni P, Battaglia M, Nuesch E, et al.
A randomised controlled trial of spinal manipulative therapy in acute low back pain.
Annals of the Rheumatic Diseases. 2009.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18775942/
急性腰痛患者に対し徒手療法を行った群では、痛みや身体機能の改善が確認され、早期回復への有効性が示されました。
- Heymann WJ, Schloemer P, Timm J, Muehlbauer B.
Spinal high-velocity low amplitude manipulation in acute nonspecific low back pain.
Spine. 2013.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23026869/
急性腰痛に対する脊椎マニピュレーションは、痛みの軽減や日常生活動作の改善に役立つことが報告されています。
- Qaseem A, Wilt TJ, McLean RM, Forciea MA.
Noninvasive Treatments for Acute, Subacute, and Chronic Low Back Pain.
Annals of Internal Medicine. 2017.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28192789/
急性腰痛では過度な安静は推奨されず、可能な範囲で身体を動かしながら生活することが回復を早めるとされています。
(監修 柔道整復師 児玉寛武)

