
今回のブログでわかること(要約)
坐骨神経痛は、お尻から太もも、ふくらはぎ、足先にかけて痛みやしびれが現れる症状の総称です。原因は一つではなく、腰や骨盤まわりの筋肉の緊張や身体の使い方、姿勢のクセなど、さまざまな要因が関係していることがあります。
今回ご紹介する70代女性の患者様も、病院で薬やリハビリを続けても坐骨神経痛が改善せず、日常生活にも支障が出ていました。しかし、お身体の状態を丁寧に確認したうえで施術を行い、さらに姿勢や身体の使い方、日常生活でのセルフケアを継続したことで症状の改善につながりました。
このブログでは、
- 坐骨神経痛とはどのような症状なのか
- 坐骨神経痛が起こる原因として考えられること
- 当院で行った施術内容
- 再発予防のための日常生活の注意点とセルフケア
について、実際の改善事例を交えながらわかりやすくご紹介します。
坐骨神経痛による痛みやしびれでお悩みではありませんか?
こんにちは。
鹿児島市玉里団地で坂元台整骨院を開院しております、院長の児玉寛武です。
このようなお悩みはありませんか?
- 病院でリハビリや薬による治療を続けているが、坐骨神経痛がなかなか改善しない
- お尻から太ももの裏にかけて、電気が走るような痛みやしびれがある
- 長時間歩くことや階段の上り下りがつらい
- 整体やマッサージなどを受けても良くならない
このようなお悩みをお持ちの方は、今回のブログがお役に立てるかもしれません。
今回は、実際に当院へ来院された70代女性の改善事例をもとに、坐骨神経痛が起こる原因や施術内容、再発を防ぐための日常生活のポイントについて詳しくご紹介します。
つらい坐骨神経痛にお困りだったMさんの来院に至るまでの経緯

今回ご紹介するのは、長年坐骨神経痛に悩まされていた70代女性・Mさんの症例です。
Mさんは整形外科で薬を服用し、リハビリにも継続して通われていましたが、思うような改善がみられませんでした。
階段の上り下りや、ちょっとした動作をきっかけに、お尻から太ももの裏にかけて電気が走るような痛みが現れ、毎日の生活にも大きな支障が出ていたそうです。
とてもつらかったことと思います。
長く続く痛みへの不安も大きく、「何とか改善したい」という思いで当院へご来院くださいました。
坐骨神経痛とはどのような症状なのでしょうか?
坐骨神経痛とは、「病名」ではなく、お尻から太もも、ふくらはぎ、足先にかけて現れる痛みやしびれなどの症状の総称です。
「腰はそれほど痛くないのに、お尻から足にかけて痛みやしびれがある」という方も少なくありません。
当院でも、このような症状でお悩みの方が多く来院されています。
患者さんには、坐骨神経を*身体の中を通る電気コード」に例えてご説明することがあります。
家の中で使う電気コードも、途中で折れ曲がったり、強く押さえつけられたりすると、電気がうまく流れなくなりますよね。
すると、照明が点滅したり、家電が正常に動かなくなったりすることがあります。
身体の神経も、少し似たようなイメージです。
腰やお尻の周りで神経の通り道に負担がかかると、その神経が伸びている足まで痛みやしびれが現れることがあります。

そのため、足に症状があるからといって、必ずしも原因が足にあるとは限りません。
実際には、
- 腰や骨盤まわりの筋肉の緊張
- 身体の使い方のクセ
- 姿勢の乱れ
- 関節の動きの低下
など、さまざまな要因が重なり合って坐骨神経痛につながることがあります。
もちろん、坐骨神経痛の原因は一つではありません。
そのため、症状が長く続く場合や、痛み・しびれが強い場合は、痛みのある場所だけでなく、お身体全体の状態を確認することが大切だと当院では考えています。
私の見立て

Mさんのお身体の状態を、問診や姿勢、関節の動きなどを確認しながら詳しく検査させていただきました。
その中で、私が特に気になったのが、骨盤の状態、とくに「仙骨(せんこつ)」と呼ばれる部分の動きでした。
仙骨は骨盤の真ん中にある骨で、身体を支える土台のような役割を担っています。
家に例えると、仙骨は家の基礎の中心部分のような存在です。
もし家の土台の一部が傾いたりバランスを崩したりすると、ドアが閉まりにくくなったり、窓が開けづらくなったりすることがありますよね。
身体もそれと少し似ています。
仙骨まわりの動きや骨盤全体のバランスが崩れると、その周囲にある筋肉や関節へ余計な負担がかかることがあります。
その結果、お尻から足へ伸びている坐骨神経の通り道にも負担がかかりやすくなり、お尻や太もも、ふくらはぎ、足先に痛みやしびれなどの症状が現れることがあります。
もちろん、すべての坐骨神経痛が仙骨だけで説明できるわけではありません。
椎間板ヘルニア(骨と骨の間にあるクッションが破けた状態)や脊柱管狭窄症(神経の通り道が狭くなることで、お尻や足に痛みやしびれが出ることがある状態です)など、さまざまな原因が関係している場合もあります。
そのため当院では、痛みやしびれのある部分だけを見るのではなく、
- 骨盤全体のバランス
- 関節の動き
- 身体の使い方
- 日常生活での姿勢や習慣
まで含めて確認し、お一人おひとりの状態に合わせた施術を行っています。
今回のMさんは、こうした検査結果から、仙骨を含めた骨盤全体のバランスや身体の使い方が、坐骨神経痛に影響していた可能性があると考え、施術を進めていきました。
毎日忙しく生活していると、こうなってしまうのも無理もないことです。
施術の経過

Mさんには、身体に負担の少ないソフトな整体(カイロプラクティック)で、身体全体のバランスを整える施術を行いました。
当院では、痛みがある場所だけに注目するのではなく、骨盤や背骨のバランス、関節の動きなど、お身体全体の状態を確認しながら施術を進めています。
Mさんには、週に1回のペースで施術を行い、5回ほどでお尻から足にかけてのしびれはほとんど気にならない状態まで改善しました。
しかし、その後いったん施術を終了され、数か月後に再び坐骨神経痛の症状が現れたため、ご来院されました。
再度お身体の状態を確認すると、初回と同じように仙骨を含めた骨盤周囲のバランスの変化がみられました。
そこで、身体全体のバランスを整える施術を行ったところ、初回の施術後には痛みやしびれが大きく軽減しました。
この経験からMさんご自身も、「症状がなくなってからの身体のケアも大切なんですね。」と、メンテナンス施術の重要性を実感されたそうです。
その後は月に1回のメンテナンス施術を継続され、現在も良い状態を維持されています。
私自身も、元気に日常生活を送られているお姿を見ることができ、とてもうれしく思っています。
当院のメンテナンスに対する考え方についてはこちらの記事に詳しく解説しています。
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改善のためにはセルフケアも大切です
ただ、Mさんが改善された理由は、施術だけではありません。
施術と並行して、日常生活で気を付けていただきたいことや、ご自宅でもできるセルフケアに真面目に取り組んでくださいました。
慢性的な坐骨神経痛や腰痛は、長年積み重なった姿勢のクセや身体の使い方が影響していることも少なくありません。
そのため、施術だけに頼るのではなく、日頃の生活習慣を少しずつ見直していくことも、とても大切だと考えています。
私は患者さんによく、こんなお話をしています。
歯医者さんで虫歯を治療しても、毎日の歯磨きをしなければ、また虫歯になってしまう可能性がありますよね。
身体も同じです。
施術によって身体を整えても、普段の姿勢や身体の使い方が変わらなければ、再び同じ場所へ負担がかかってしまうことがあります。
だからこそ、施術とセルフケアの両方を続けることが、症状の改善や再発予防につながると当院では考えています。
坐骨神経痛にお困りだったMさんが取り組んだ日常生活での注意点
坐骨神経痛を改善し、再発を予防するためには、日常生活での身体の使い方もとても重要です。
ここでは、実際にMさんにも取り組んでいただいた内容をご紹介します。
どれも特別なことではありません。
「できることから少しずつ続ける」
その積み重ねが、お身体への負担を減らす第一歩になります。
日常生活で同じ姿勢が続く時は、30分に1回座り直してみましょう

デスクワークや車の運転、テレビを見る時間など、長時間同じ姿勢が続く時は、30分に1回を目安に座り直すことをおすすめしています。
人は座ったばかりの頃は良い姿勢を保てても、時間が経つにつれて少しずつ姿勢が崩れてしまうことがよくあります。
気が付くと、
- 背中が丸くなっている
- 頭が前に出ている
- 片側に体重をかけて座っている
このような姿勢になっている方も少なくありません。
こうした姿勢が長時間続くと、腰や骨盤、お尻の筋肉へ負担が集中し、坐骨神経痛の症状にも影響することがあります。
そこで、一度立ち上がって軽く背筋を伸ばし、改めて座り直す習慣をつけてみましょう。
それだけでも、身体に偏っていた負担をリセットしやすくなります。
座り方を見直す時のポイント
座り直す際は、次のポイントも意識してみてください。
・両足の裏を均等につける
座る時も立つ時も、両足の裏に均等に体重をかけるよう意識しましょう。
もし足を組んでいることに気づいたら、無理のない範囲で元の姿勢に戻してみてください。
小さな積み重ねですが、身体への偏った負担を減らすことにつながります。
・みぞおちを軽く前へ伸ばすイメージで座る
腰だけを反らせると反り腰になりやすいため、腰ではなく「みぞおちを少し前へ伸ばす」ようなイメージで背筋を伸ばしてみましょう。
自然と身体が起きやすくなり、無理のない姿勢を保ちやすくなります。
・左右均等に体重をかける
立っている時も座っている時も、無意識のうちに片側へ体重をかけるクセがある方は少なくありません。
片側へ偏っていることに気づいたら、一度身体をまっすぐに戻してみましょう。
左右のバランスを意識することで、骨盤や腰への負担を分散しやすくなります。
・スマートフォンやパソコンは目線の高さに近づける

スマートフォンやパソコンを下向きで見続けると、頭が前へ出やすくなり、首や肩だけでなく、腰や骨盤にも負担がかかることがあります。
できるだけ画面を目線の高さへ近づけることを意識すると、姿勢が崩れにくくなります。
最初からすべてを完璧に行う必要はありません。
「気づいた時に少し姿勢を整える」
そのくらいの気持ちで十分です。
このような小さな習慣の積み重ねが、骨盤や腰への負担を減らし、坐骨神経痛の改善や再発予防につながる可能性があります。
無理のない範囲で、ぜひ日常生活の中に取り入れてみてください。
坐骨神経痛からくる痛み、しびれにお困りだった70代女性患者様の声

お名前 M・T 年齢70代 女性
施術期間 5週間 施術回数 5回
Qどのような症状、お悩みでご来院されましたか?
坐骨神経痛・腰痛・肩こり・諸々
Q実際に施術を受けられていかがでしたか?
坐骨神経痛で整形外科で薬を飲んだり、リハビリを続けていましたが効果がなく、坂元台整骨院で治療していただきました。
数回の治療でしびれもなくなり感激しました。
数ヶ月後、また痛みがあり治療していただきましたら何と!一回の施術ですっかり痛みがなくなりました。感激です!
いつもその日の体調に合わせて、とても真摯な治療をしていただき、通り一遍の治療でないことが有り難く、毎週通わせて頂いております。
坐骨神経痛でお困りの方は、一人で抱え込まずご相談ください

今回ご紹介したMさんは、施術だけでなく、日常生活での姿勢や身体の使い方、セルフケアにも真面目に取り組まれたことで、長年悩まれていた坐骨神経痛の改善につながりました。
当院では、「施術だけ受ければ身体は自然に良くなる」とは考えていません。
慢性的な坐骨神経痛や腰痛は、普段の姿勢や身体の使い方、生活習慣などが関係していることも多いためです。
そのため当院では、患者様のお話を丁寧に伺いながら、
- なぜ症状が起きているのか
- 日常生活でどのような点に気をつければよいのか
- 無理なく続けられるセルフケアは何か
を一緒に考え、二人三脚で改善を目指しています。
生活習慣を見直すことは、最初は少し大変に感じるかもしれません。
しかし、少しずつ続けていくことで自然と習慣になり、お身体への負担も軽減しやすくなります。
もし、
- 坐骨神経痛がなかなか改善しない
- 病院へ通っているが思うように変化がない
- お尻から足にかけての痛みやしびれに悩んでいる
という方は、一人で悩まずお気軽にご相談ください。
当院では、WEB予約機能付き公式LINEやお電話からのご相談も受け付けております。
このブログが、坐骨神経痛でお悩みの方のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※この記事は、実際の患者様の改善事例をもとに作成しております。効果には個人差がありますので、ご了承ください。坐骨神経痛について詳しい当院の考え方や施術内容については、こちらの坐骨神経痛(しびれ)の治療ページでも詳しく解説しております。
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【参考文献】
・日本整形外科学会
「坐骨神経痛」
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/sciatica.html
・日本整形外科学会
「腰痛」
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/backache.html
・厚生労働省 e-ヘルスネット
「腰痛」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-093.html
・厚生労働省 e-ヘルスネット
「身体活動・運動」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/
・日本理学療法士協会
「腰痛予防と身体の使い方」
https://www.japanpt.or.jp/
・National Institute of Neurological Disorders and Stroke (NINDS)
Low Back Pain Fact Sheet
https://www.ninds.nih.gov/health-information/disorders/low-back-pain
・National Health Service(NHS)
Sciatica
https://www.nhs.uk/conditions/sciatica/
・World Health Organization(WHO)
Musculoskeletal conditions
https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/musculoskeletal-conditions
・American Academy of Orthopaedic Surgeons(AAOS)
Low Back Pain
https://orthoinfo.aaos.org/


