「長時間パソコン作業をすると肩が重い」

「夕方になると首から肩にかけてガチガチにこりかたまってしまう」

「マッサージしてもすぐ戻ってしまう」

このような症状でお悩みの方はこの度のブログがお役に立てるかもしれません。

頭痛まで引き起こす肩こりの原因や解消法について解説します。

こんにちは、鹿児島市玉里団地で坂元台整骨院を開業しております、院長の児玉寛武です。

この度のブログでは、長年のつらい肩こりにお悩みだった50代女性患者さん(以下Nさん)が、実際に肩こりを解消した事例について書いております。

Nさんは慢性的に肩こりがつらく、定期的にマッサージでほぐしてもらっていたそうですが、「またすぐに元に戻ってしまう」とのことで悩んでいました。

当院での施術とともに、日常生活で肩こりを解消させるための取り組みを並行して続けたことにより、早期に長年の肩こりが改善された事例になります。

実際の臨床での場面なども詳しくブログにまとめていますので、もし肩こりにお悩みでしたらこのブログ内容がお役に立てると考えています。

ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

マッサージも効かなかったNさんの肩こりを引き起こした原因は何だったのか?

不良姿勢による首肩への過負荷、呼吸への影響


Nさんのお仕事は主に書類を作成していくお仕事ということで、パソコンを使ったデスクワークが毎日長時間続いていたそうです。


また、仕事の他にも日頃の家事に加え、ご両親の身の回りのお世話もしているそうで精神的なものも含めて身体への負担は日増しに増加する一方だったとのことです。とてもつらかったことと思います。

検査でNさんのお身体の状態を見させていただくと、全体的に猫背姿勢で頭が肩より前に突き出して巻き肩も進行しておりました。このような姿勢になってしまうと、首肩まわりの筋肉が伸ばされながら収縮することにより血行不良を起こし、肩こりを引き起こしてしまう原因になってしまいます。

例えるなら、ホース(血管)の中を流れている水(血液)があるとして、固くなった筋肉がホースを踏んづけて、流れが悪くなってしまっているのと同じ状態になっていると言えます。

さらに、猫背姿勢になってお腹を圧迫してしまうことにより、横隔膜(おうかくまく)の機能を阻害してしまい、呼吸が浅くなってこりやすい身体になってしまうという悪循環に陥ってしまいます。このような状態でハードなお仕事を余儀なくされているのは、本当につらいことと思います。

ストレス

Nさんは普段のお仕事に加えて、ご両親の介護の問題も抱えておられました。

人の身体は肉体的または精神的なストレスを受けると、筋肉を緊張させる自律神経(交感神経)の働きが活発になります。そのため、肩周辺の筋肉が緊張して肩こりが起きます。通常の疲労は休息や睡眠で解消できますが、精神的なストレスが重なると休息や睡眠も不完全なものになります。疲労が慢性化するように、肩こりもまた慢性化していってしまいます。

お仕事や家事を両立するだけでも大変なのに、ご両親の介護の問題まで抱えますとこうなってしまうのも無理もないことです。

当院の施術としては身体のゆがみを整えることと、自律神経の調整をさせていただきました。

慢性的な肩こりでも解消できるセルフケアのご紹介

1.壁際に立って後頭部で壁を押しながら深呼吸

まず、壁に背中をつけて立ちます。次に、後頭部を壁につけます。その状態から首の後ろがピンと伸びている感覚が出るまでアゴを軽く引いていきます。後頭部が壁から離れないように軽く押し付けながら深呼吸を10回します。

深呼吸のポイントとしては3秒かけて息を鼻から吸い、6秒かけて息を吐き出す感じで、吸うと吐くを1:2の割合にします。息を吐き出す方を長めにするのがポイントです。

猫背が強くて壁に頭がつかない人は床に枕をして寝ていただいた状態で、同じようにアゴを引いて枕を押し付けながら深呼吸していただけたらと思います。

2.壁を使って肩甲骨を寄せるストレッチ

まず手のひらの指が下になるように壁に手のひらをつけます。なるべくこの時手首は90度に近いくらいしっかり曲げていただくといいですが、できる範囲で構いませんので無理はしないで行ってください。

そして壁側につけている方の肘が背中の中心に向かってスライドしていくような動きで壁に寄りかかって行きます。肘と背中がこすりあう形がベストですが、力入れて無理に行うと肩を痛めてしまうかもしれませんので軽く痛気持ちいい程度で行います。この時、体幹をまっすぐしたまま壁に寄りかかっていきます。

この時も効果を上げるために深呼吸を入れながらストレッチを行います。3秒かけて息を鼻から吸い、6秒かけて息を吐き出しながら壁に寄りかかって肘と背中をスライドさせるといった形です。これを左右10回ずつ行います。

肩周辺がかたすぎて肩関節の可動域がなくてできないような方や、もともと肩関節を痛めていてこのような動きのできない方は無理に行うと悪化の原因となりますので、控えていただければと思います。

3.腹式呼吸を取り入れる

腹式呼吸の主な効能として、

・自律神経の働きを整えて、リラックス効果や免疫力アップなどが期待できる

・浅い呼吸が改善される

・横隔膜がしっかり動くことで、血流改善につながる

・体幹のインナーマッスルが鍛えられることにより姿勢が安定する

など肩こり解消に良い影響を与えてくれます。

やり方としては鼻からゆっくりと息を吸いこみ、おへその下に空気を溜めていくイメージでお腹を膨らませます。そして口からゆっくりと息を吐き出し、お腹をへこませます。この時、吸う時の倍くらいの時間をかけるつもりで吐くのがポイントです。

これを朝、昼、夜に各5回ずつ行います。

専門家に相談した方がいい場合もあります

肩こり以外に以下のような症状があるときは、専門家に相談した方が良いでしょう。セルフケアだけでは難しいかもしれません。

・腕や手指にしびれや強い痛みを感じる

・めまいや吐き気を伴う場合

・夜中、痛みで目が覚めてしまう

・片側だけに症状が強く出ている

このような場合はセルフケアだけでは難しい問題が潜んでいることが多いのが実情です。

セルフケアと当院での施術を組み合わせることにより、改善された患者さんは多数いらしゃいます。

長年にわたるつらい肩こりが改善した50代女性患者さんの声

お名前 N・Nさん 年齢50代 女性

施術期間 7週間 施術回数 7回

現在は1ヶ月に1回のメンテナンス通院中

Qどのような症状、お悩みでご来院されましたか?

腱鞘炎・ぎっくり腰・腰痛・肩こり

Q実際に施術を受けられていかがでしたか?

腱鞘炎については時間はかかりましたが、あきらめることなく治療していただいたところ、現在は全く痛くなくなりました。去年の今頃は両手首が痛くて「治らないのかも」と絶望することもありましたが、今は腱鞘炎で苦しんだことも忘れるほどです。

ぎっくり腰は毎年春になるとなってしまうのですが、いつもより治りが早かったです。

腰痛、肩こりについては、定期的にマッサージに行かないと辛かったのですが、今は全く行かなくて良くなりました。


今回Nさんは当院の施術を継続しつつ、お伝えした肩こり対策・予防法に取り組んでいただきました。


施術を受けるごとに徐々に肩こりが改善していき、今ではまったく肩こりを感じることなく日常生活を送れています。来院された当初よりも顔つきも明るくなり、私としても嬉しく思います。


同じような症状でお困りの方々の励みになれば幸いです。

どこにいっても肩こりが良くならない...そんな時はご相談ください。

今回のご紹介した方法を毎日実践していただくことで、肩こりが解消される可能性があります。お悩みの方はぜひ実践してみてください。

毎日継続して実践していけば、1ヶ月経過したあたりから変化が感じられるかもしれません。

しかし、実践を継続してもなかなかつらい肩こりが解消されない時は他にも原因が考えられるかもしれません。

つらい肩こりでお困りで不安な方は、当院の公式LINEやお電話でご相談も承っております。お気軽にご相談ください。

このブログが肩こりでお悩みの方のお役に立てれば幸いです。

最後までブログをお読みいただきありがとうございました。

(監修 柔道整復師 児玉寛武)