
今回のブログでわかること(要約)
首こりや首の痛みは、単なる疲れや年齢のせいではなく、長時間の下向き姿勢やストレス、身体の使い方のクセが積み重なって起きていることがあります。
今回ご紹介する30代男性の患者様も、長年首の重だるさや首の痛み、時には頭痛まで感じながら生活されていました。
マッサージでは改善せず、仕事・運転・スマホ習慣による首への負担が続いていたため、身体全体の状態を見直しながら施術とセルフケアを継続した結果、約1か月後には症状が改善しました。
この記事では、首こりが慢性化する原因と、今日からできる対策についてわかりやすく解説します。
- 1. 今回のブログでわかること(要約)
- 2. このようなお悩みはありませんか?
- 3. 首こり・首の痛みが改善した30代男性の改善事例
- 4. 首こり・首の痛みが改善しにくい3つの原因
- 4.1. ① 長時間同じ姿勢による首への負担
- 4.2. ② 身体全体のバランスの崩れ
- 4.3. ③ ストレスと呼吸の浅さ
- 5. 首こり・首の痛みを改善するためにSさんが取り組んだ3つの習慣
- 5.1. ① 30分に1回、呼吸と姿勢をリセットする
- 5.2. ② 首だけではなく身体全体を休ませる時間を作る
- 5.3. ③ 首へ負担が集中しにくい環境を作る
- 6. 首こりからくる首の痛みでお悩みだった30代男性患者さんの声
- 7. 首こり・首の痛みが長引く時は、首だけを見ないことも大切です
このようなお悩みはありませんか?
✓ 首がいつも重だるい
✓ スマホやパソコンの後に首がつらい
✓ 頭痛やめまいまで出ることがある
✓ マッサージでは一時的にしか楽にならない
✓ ストレートネックと言われたことがある
このようなお悩みがある方は、今回の内容がお役に立つかもしれません。
首こり・首の痛みが改善した30代男性の改善事例

こんにちは。
鹿児島市玉里団地で坂元台整骨院を開業しております、院長の児玉寛武です。
先日、長年首こりでお悩みだった30代男性患者様(以下Sさん)が来院されました。
Sさんのお悩みは、
・首の重だるさ
・首の痛み
・頭痛
・疲れが抜けない感覚
でした。
特に忙しい日が続くと症状が強くなり、マッサージを受けてもすぐ元に戻ってしまう状態だったそうです。
詳しくお話を伺うと、
・介護職で身体介助や送迎が多い
・車の運転時間が長い
・スマホを見る時間が長い
・趣味のカードゲームで下向き姿勢が続く
という生活背景がありました。
検査を進めると、頭が前へ出た姿勢が強く、首に負担が集中しやすい状態になっていました。
首には本来ゆるやかなカーブがあります。
しかし、そのバランスが崩れると、首や肩周囲の筋肉に負担が集中しやすくなることがあります。
では、なぜ首こりは長引いてしまうのでしょうか。
今回のSさんの状態から見えてきた原因をご紹介します。
首こり・首の痛みが改善しにくい3つの原因
① 長時間同じ姿勢による首への負担

介護、運転、スマホ、趣味。
一つ一つは悪いことではありません。
しかし同じ姿勢が長く続くと、首や肩の筋肉は休む時間を失います。
特に頭が前へ出る姿勢では首への負担が増えやすくなります。
首が悪いというより、「首が働き続けている状態」になっている方は少なくありません。
しかし、いつも忙しい日々を送っているとこうなってしまうのも無理もないことです。
② 身体全体のバランスの崩れ

身体は一部分だけで動いているわけではありません。
足を組む、片足重心、猫背などが積み重なると、首が代わりに頑張る状態になることがあります。
家の土台が傾くと別の場所へ負担が出るように、身体も全体で支えています。
痛みの場所だけでなく、身体全体を見ることも大切です。
自分で身体のゆがみを自覚するのは意外と難しいものですよね。
③ ストレスと呼吸の浅さ

忙しさや緊張が続くと、呼吸が浅くなり身体に力が入りやすくなります。
すると首や肩も休みにくくなります。
首こりが慢性化している方ほど、「気づくと息を止めていた」というケースも珍しくありません。
身体だけでなく、休む時間や呼吸も大切な要素だと考えています。
毎日頑張っている証拠ですよね。
次は、今回Sさんにも取り組んでいただいた、首こり・首の痛みを改善するための具体的なセルフケア方法をご紹介します。
首こり・首の痛みを改善するためにSさんが取り組んだ3つの習慣
今回のSさんは、施術だけではなく、日常生活の負担を少しずつ見直していただきました。
ここでは、実際にお伝えした内容の一部をご紹介します。
① 30分に1回、呼吸と姿勢をリセットする

介護の仕事、送迎、スマホ操作などに集中していると、気づかないうちに呼吸が浅くなり、首や肩に力が入りやすくなります。
そこでまず行っていただいたのが、「深呼吸」と「姿勢を戻す時間を作ること」でした。
方法はとても簡単です。
① 鼻から3秒かけて吸う
② 口から6秒かけて吐く
③ 息を吐きながら肩の力を抜く
吸う:吐く=1:2くらいを目安にしてみてください。
そして呼吸後に、
・耳が肩より前へ出ていないか
・背中が丸くなっていないか
・片側だけに体重をかけていないか
を軽く確認します。
大切なのは、ずっと良い姿勢を頑張ることではなく、「崩れたら戻す」を繰り返すことです。
② 首だけではなく身体全体を休ませる時間を作る

首こりが強い方ほど、「首を揉めば良くなる」と考えやすいです。
しかし実際には、身体全体が休めていないケースも少なくありません。
Sさんには、
・できる日は湯船につかる
・スマホ時間を少し減らす
・休憩中は下を向き続けない
ということを意識していただきました。
特に入浴は、身体を温めることでリラックスしやすくなる方もいます。
目安としては、
・40℃前後
・10〜15分程度
・肩や首までゆっくり温める
くらいから始めてみてください。
毎日完璧に行う必要はありません。
継続しやすい形で続けることが大切です。
③ 首へ負担が集中しにくい環境を作る

普段の環境を少し変えるだけでも、首への負担が減ることがあります。
例えば、
・スマホを少し高い位置で見る
・長時間運転時は休憩を入れる
・座る時は両足を均等につける
・仕事終わりに軽く身体を伸ばす
こうした小さな積み重ねが、結果として身体への負担軽減につながります。
首だけを変えるのではなく、「首に負担が集まりにくい環境を作る」という考え方も大切です。
首こりからくる首の痛みでお悩みだった30代男性患者さんの声

お名前 S・Nさん 年齢30代
施術期間 1ヶ月 施術回数 5回
Qどのような症状、お悩みでご来院されましたか?
腰痛 首のだるさ
Q実際に施術を受けられていかがでしたか?
定期的に受診を行わせて頂き、施術前の時よりだいぶ軽くなりました。腰痛は定期的にあるので、今後もお願いしたいです。
・現在は1ヶ月に1回のメンテナンス通院で良い状態を維持しております。
・施術内容としては骨格のゆがみを整える治療と、東洋医学的なアプローチにより自律神経の働きを整える治療を行いました。
首こり・首の痛みが長引く時は、首だけを見ないことも大切です

今回ご紹介した方法は、施術と合わせて首こり改善を目的としたセルフケアの一例です。
首こりや首の痛みは、首そのものだけではなく、
・生活習慣
・姿勢
・身体の使い方
・休息不足
・ストレス
などが関係していることがあります。
そのため、「首だけ揉む」「湿布だけ貼る」だけでは変化しにくいケースもあります。
もし、
・長年首こりが続いている
・頭痛やめまいもある
・マッサージでは改善しない
・仕事や日常生活に支障が出ている
このような場合は、一度身体全体の状態を見直してみることも選択肢の一つかもしれません。
首こりや首の痛みでお困りの方は、当院の公式LINEやお電話でもご相談を承っております。
このブログが、同じようなお悩みをお持ちの方のお役に立てれば幸いです。
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
※この記事は、実際の患者様の改善事例をもとに作成しております。効果には個人差がありますので、ご了承ください。
首こり(首の痛み)について詳しい当院の考え方や施術内容については、こちらの首こり(首の痛み)の症状別ページでも詳しく解説しております。
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【参考文献】
・日本整形外科学会
首の痛み(頚部痛)に関する基礎情報
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/cervical_spondylosis.html
→ 首の痛みは、長時間の同じ姿勢や猫背、筋肉の緊張などが関係しやすく、姿勢の見直しや適度な運動が大切とされています。
・ Hansraj KK. Assessment of stresses in the cervical spine caused by posture and position of the head.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25393825/
→ スマホやパソコンで頭が前に出る姿勢が続くと、首への負担が大きく増え、首こりや頭痛の原因になる可能性があると報告されています。
・ Cochrane
Exercise for chronic neck pain
https://www.cochranelibrary.com/
→ 慢性的な首の痛みには、適度な運動やエクササイズが症状の改善に役立つ可能性があると報告されています。
・ World Health Organization
Physical Activity Guidelines
https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/physical-activity
→ 日常的に身体を動かす習慣は、血流改善や筋肉の緊張緩和につながり、首こり予防にも役立つとされています。
・ Côté P, et al. The burden and determinants of neck pain in workers
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12973134/
→ デスクワークや長時間同じ姿勢での作業は、首や肩への負担を増やし、慢性的な首こりや肩こりの原因になりやすいと報告されています。
(監修 柔道整復師 児玉寛武)


