2025-08-13 07:24:17テーマ:ブログ
こんにちは。
鹿児島市玉里団地で坂元台整骨院を開業しております、児玉寛武です。
当院のお盆休みのお知らせになります。
お盆休みは8月13(水)〜8月15(金)までとなります。
8月16日(土)は通常営業(8:30〜13:00)しております。
ご確認のうえ、ご来院頂けますと幸いです。
お盆休みも気をつけたい「クーラー病」の予防法について

「最近ずっとエアコンの中にいるせいか、冷えて頭痛や肩こりがひどい」
「エアコンで身体が冷えて胃腸の調子が悪い」
このようなご相談を受けることが多くなりました。
この度のブログでは夏に多い「クーラー病」の予防法についてまとめています。
最近、高齢者の方や冷房が効いているオフィスで働く女性の患者さんに、「冷房に当たりすぎて逆に調子が悪くなってしまいました」とご相談を受けることが増えております。
今回、「クーラー病」について詳しくブログにまとめていますので、このブログの内容がお悩みの方のお役に立てると考えています。
ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
そもそもクーラー病とは?
クーラー病とは、長時間エアコンの冷風にさらされることで、自律神経が乱れ、体調を崩すことを指します。
自律神経の働きが不安定な乳幼児や高齢者、薄着で冷房の強いオフィスにいることの多い女性労働者に多く見られます。

クーラー病ってどんな症状?
クーラー病の症状は、冷えによる体調不良が中心となります。以下のような症状が見られることが多いです
冷えや寒気:室内で冷たい風を長時間浴びることで、体が冷え切り、寒気を感じることがあります。

頭痛・肩こり:冷えにより血行が悪くなるため、頭痛や肩こりが起こりやすくなります。
関節痛や筋肉痛:冷えが関節や筋肉に影響を与え、痛みを感じることがあります。
食欲不振や胃腸の不調:エアコンの冷風により、内臓が冷えて消化機能が低下し、食欲不振や胃腸の不調が起こることがあります。

疲労感・だるさ:体温調節がうまくいかず、全身にだるさや疲労感が出ることもあります

クーラー病の原因
クーラー病の原因は、主にエアコンの冷風や過度な冷房による体温調節機能の乱れです。特に以下の点に注意が必要です
温度設定の低すぎるエアコン:室温が低すぎると、体温が急激に下がり、体調を崩しやすくなります。
長時間の冷房:冷房を長時間使用すると、体が冷え続けるため、自律神経が疲弊し、症状が出やすくなります。
室内外の温度差:外気温と室内温度の差が大きいと、体が温度変化に対応できず、負担がかかります。

クーラー病の予方法について
クーラー病を防ぐためには、エアコンの使い方や生活習慣に注意することが大切です。以下の予防法を実践してみてください
エアコンの温度設定を適切に
室温は26〜28度程度に設定し、冷えすぎないように注意しましょう。また、風量を弱くし、冷風が直接当たらないように工夫することも重要です。

適度に外気を取り入れる
冷房をつけっぱなしにせず、時々窓を開けて新鮮な空気を入れるようにしましょう。これにより、空気の循環が良くなり、冷えすぎを防ぐことができます。
身体を冷やさない工夫
室内でも薄手の上着やカーディガンを着用し、冷えを感じたらすぐに対策を講じるようにしましょう。夜間は腹巻やレッグウォーマーを使用すると良いです。

適度な運動を取り入れる
軽いストレッチや体操を行い、血行を促進しましょう。運動によって自律神経の働きが整い、冷えの予防につながります。

温かい飲み物を摂る
冷たい飲み物よりも温かいお茶やスープを選び、内臓を冷やさないようにしましょう。
クーラー病になってしまった時の対処法
もしクーラー病の症状が出てしまった場合は、以下の対策を心がけてください。
温かい飲食物を摂る
冷えた体を内側から温めるために、温かい飲み物やスープを摂り、体温を上げましょう。

ぬるめのお湯に浸かる
入浴はぬるめのお湯(38~40度程度)にゆっくり浸かり、促進すると共に体をリラックスさせましょう

安静にして休む
症状が強い場合は、無理をせず安静にして体を休めましょう。必要に応じて医師に相談し、適切な処置を受けてください。
クーラー病は、夏場に注意すべき健康リスクの一つです。エアコンの使い方や生活習慣に気を配り、体調管理を徹底することで、クーラー病を予防しましょう。夏の暑さに負けず、お盆休みも健康で快適な毎日を過ごせるよう、この度のブログが少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
参考文献
※冷房環境による体調不良は、室内外の温度差・自律神経の乱れ・冷え・睡眠不足・血流低下など複数の要因が関与すると報告されています。近年では、適切な室温管理や軽運動、呼吸法、睡眠環境の重要性についても研究が進んでいます。
1.Lan L, et al.
Thermal environment and sleep quality: A review.
Energy and Buildings. 2017;149:101-113.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28603314/
(室温環境が睡眠や自律神経に与える影響について)
2.Candas V, Libert JP, Vogt JJ.
Human skin wettedness and evaporative efficiency of sweating.
Journal of Applied Physiology. 1979;46(3):522-528.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/429899/
(体温調節機能と冷暖房環境への適応について)
3.Kingma B, van Marken Lichtenbelt W.
Energy consumption in buildings and female thermal demand.
Nature Climate Change. 2015;5:1054-1056.
https://www.nature.com/articles/nclimate2741
(女性が冷房環境で冷えを感じやすいことについて)
4.Havenith G.
Temperature regulation and technology.
Gerontechnology. 2001;1(1):41-49.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11772119/
(高齢者における体温調節機能低下について)
5.Tanaka M, et al.
Effects of fatigue on brain and autonomic nervous system.
Industrial Health. 2015;53(1):1-9.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25425447/
(疲労と自律神経機能との関連について)
6.Russo MA, et al.
The physiological effects of slow breathing in the healthy human.
Breathe (Sheff). 2017;13(4):298-309.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29209423/
(深呼吸が自律神経やリラックスに与える影響について)
7.Fincham GW, et al.
Effect of breathwork on stress and mental health: A meta-analysis of randomised-controlled trials.
Scientific Reports. 2023.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36624160/
(呼吸法によるストレス軽減・自律神経調整作用について)
8.Sawka MN, et al.
Exercise and fluid replacement.
Medicine & Science in Sports & Exercise. 2007;39(2):377-390.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17277604/
(夏季の脱水予防と体調管理について)
9.Nakamura M, et al.
Effects of bathing on physical and psychological functions.
Journal of Physiological Anthropology. 2011.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21467772/
(入浴による血流改善やリラックス効果について)
10.Kubo T, et al.
Ergonomic and environmental factors affecting office workers' health.
Industrial Health. 2008.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18716383/
(オフィス環境と肩こり・疲労・体調不良との関連)

(監修 柔道整復師 児玉寛武)


