今回のブログでわかること(要約)

肩こりがひどくなると、「ふわふわする」「頭がぼーっとする」「立ち上がるとクラッとする」といっためまいを感じることがあります。特に40代以降は、デスクワークや家事・育児による姿勢の乱れやストレス、自律神経のバランスの乱れが重なり、肩こりからめまいを引き起こすことも少なくありません。

今回ご紹介するのは、長年肩こりとめまいに悩まれていた40代女性の改善事例です。

なぜ肩こりからめまいが起こるのか、当院で行った施術や再発予防のためのセルフケアについて、わかりやすくご紹介します。


肩こりからくるめまいで、このようなお悩みはありませんか?

こんにちは。

鹿児島市玉里団地で坂元台整骨院を開院しております、院長の児玉寛武です。

このようなお悩みはありませんか?

  • 肩こりがひどくなると、ふらっとしためまいが起こる
  • パソコン作業が続くと頭が重くなる
  • 病院では「異常ありません」と言われたが不安が残る
  • 首や肩がガチガチに硬い
  • 子育てや仕事で休む時間がない
  • マッサージを受けてもすぐ元に戻ってしまう

このようなお悩みがある方は、今回のブログがお役に立てるかもしれません。


肩こりとめまいに悩んでいた40代女性が来院されるまで

今回ご紹介するのは、40代女性のAさんです。

事務職として毎日パソコンに向かう仕事をされながら、小学生のお子さんを二人育てていらっしゃいました。

朝は家族の朝食作りから始まり、仕事が終われば夕食の準備、宿題のサポート、洗濯や片付けと、一日中忙しく過ごされていました。

読書や映画鑑賞が趣味でしたが、最近では長時間本を読んだり映画を観たりすると肩が重くなり、その後にふわっとしためまいを感じるようになったそうです。

病院ではMRIなどの検査を受けましたが、「特に異常はありません」と説明され、薬を飲んでも症状は大きく変わりませんでした。

「また仕事中にめまいが起きたらどうしよう。」

そんな不安を抱えながら、当院へ来院されました。

とても不安で、おつらいお気持ちだったこととお察しします。


肩こりからめまいが起こる原因とは?

肩こりからめまいが起こる原因は、一つではありません。

当院では、

  • 首や肩の筋肉の緊張
  • 長時間のデスクワーク
  • 猫背などの姿勢の乱れ
  • 自律神経のバランスの乱れ

などが重なって起こることが多いと考えています。

患者さんにはよく、「ホース」に例えて説明しています。

ホースが途中で折れ曲がると、水は流れにくくなります。

身体も同じように、長時間の前かがみ姿勢が続くと首や肩の筋肉が硬くなり、血流や神経へ負担がかかりやすくなります。

すると、肩こりだけでなく、頭が重い、ふらつく、ぼーっとするなどの症状につながることがあります。

さらに40代は、仕事や子育てによるストレスも重なりやすい年代です。

ストレスが続くと自律神経のバランスが乱れ、筋肉が緊張しやすくなるため、肩こりやめまいが慢性化してしまうこともあります。

今回のAさんも、まさにこのような複数の要因が重なって症状が出ていた状態でした。

このような症状が続くと、ご不安なお気持ちになられるのも無理はありません。


私の見立て

Aさんのお身体を検査すると、肩だけではなく骨盤や背骨のバランスにも乱れがみられました。

特にデスクワークによる前かがみ姿勢が続いたことで、頭が前へ出る姿勢になり、首や肩へ大きな負担がかかっていました。

身体を家に例えると、骨盤は土台です。

土台が傾いた家は、壁だけ修理してもまた同じ場所に負担がかかります。

身体も同じで、肩だけをほぐしても、土台となる骨盤や背骨のバランスが整っていなければ、再び肩へ負担が集中しやすくなります。

そのため当院では、肩だけでなく身体全体のバランスを確認しながら施術を行っています。


施術の経過

Aさんには身体に負担の少ないソフトな整体(カイロプラクティック)で、骨盤や背骨のバランスを整える施術を行いました。

また、首や肩の筋肉だけをほぐすのではなく、身体全体の動きを改善することを目的に施術を進めました。

施術を重ねるごとに肩の緊張が和らぎ、めまいが起こる頻度も少しずつ減少しました。

施術回数6回を終えた約2か月後には、「仕事中も安心してパソコンに向かえるようになりました。」と笑顔で話してくださいました。

私としてもとても嬉しく思いました。


改善のためには日頃の姿勢やセルフケアも大切です

Aさんが改善された理由は、施術だけではありません。

日常生活でも、次のことを意識していただきました。

① 30分に一度立ち上がる

長時間同じ姿勢が続くと、首や肩の筋肉が緊張しやすくなります。

30分に1回を目安に立ち上がり、背伸びをしたり、軽く歩いたりして身体を動かしてみましょう。それだけでも筋肉への負担を減らしやすくなります。


② パソコン画面を目線に近づける

画面が低い位置にあると、無意識に頭が前へ出て首や肩へ負担がかかります。

ノートパソコンを使用する場合はスタンドなどを活用し、画面の上端が目線に近くなるよう調整すると、姿勢が崩れにくくなります。


③ スマートフォンを下を向いて見続けない

スマートフォンはできるだけ顔の高さまで持ち上げて見るようにしましょう。

長時間うつむいた姿勢を続けると、首や肩の筋肉へ大きな負担がかかり、肩こりやめまいにつながることがあります。


④ 軽く肩甲骨を動かす

両肩をゆっくり大きく後ろへ10回ほど回したり、肩甲骨を寄せるように胸を開いたりしてみましょう。

肩まわりの筋肉が動きやすくなり、血流改善にもつながります。


⑤ 40℃前後のお風呂に10〜15分浸かる

シャワーだけで済ませるのではなく、ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、筋肉の緊張が和らぎ、自律神経も整いやすくなります。


⑥ 腹式呼吸を取り入れる

鼻から3秒ほどかけてゆっくり息を吸い、お腹を膨らませます。

その後、口から6秒ほどかけてゆっくり息を吐き、お腹をへこませましょう。

これを3〜5分ほど繰り返すことで、リラックスしやすくなります。

私は患者さんによく、「歯医者で虫歯を治しても歯磨きをしなければまた虫歯になるのと同じです。」というお話をしています。

身体も施術だけでは良い状態を維持することは難しく、毎日の姿勢や生活習慣がとても大切です。

少しずつでも続けることで、再発予防につながります。


肩こりからくるめまいでお困りの方は一人で悩まずご相談ください

肩こりからくるめまいは、身体のバランスや姿勢、自律神経など、さまざまな要因が関係していることがあります。

もちろん、めまいの中には脳や耳の病気が原因となるものもあります。そのため、激しい頭痛や手足のしびれ、ろれつが回らないなどの症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください。

関連する記事はこちらになります。

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「今までにないひどい頭痛がする」 「頭痛が時間の経過とともにだんだんひどくなってきた」 「頭痛とともに発熱もしている」 このような頭痛はこのままにしておいて大丈夫…

一方で、検査では異常が見つからず、肩こりや首こりとともにめまいを繰り返している方は、姿勢や身体の使い方を見直すことで改善につながる場合があります。

もし、

  • 肩こりとめまいを繰り返している
  • 病院では異常なしと言われた
  • デスクワークがつらい
  • 家事や育児に集中できない

という方は、一人で悩まずお気軽にご相談ください。

当院では、お身体全体の状態を確認しながら、お一人おひとりに合わせた施術とセルフケアをご提案しています。

当院では、WEB予約機能付き公式LINEやお電話からのご相談も受け付けております。

ご予約はこちらから

このブログが、肩こりからくるめまいでお悩みの方のお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※この記事は、実際の患者様の改善事例をもとに作成しております。効果には個人差がありますので、ご了承ください。肩こりについて詳しい当院の考え方や施術内容については、こちらの肩こりの治療ページでも詳しく解説しております。

⬇️

https://sakamotodai-seikotsu.com/symptoms/肩こりの治療/

よくあるご質問(FAQ)

Q. 肩こりが原因でめまいが起こることはありますか?

A. はい、起こることがあります。
肩や首の筋肉が緊張すると、血流や神経に負担がかかり、ふわふわするようなめまいや頭が重い感覚が現れることがあります。また、長時間のデスクワークやストレスによる自律神経の乱れも関係している場合があります。


Q. 肩こりによるめまいと危険なめまいはどう見分ければよいですか?

A. 激しい頭痛や手足の麻痺、ろれつが回らない、意識がもうろうとするなどの症状がある場合は、脳の病気などが原因の可能性もあります。
このような症状がある場合は自己判断せず、速やかに医療機関を受診してください。一方、病院で検査を受けても異常が見つからず、肩こりや首こりと一緒にめまいが起こる場合は、姿勢や身体の使い方が関係していることもあります。


Q. 肩こりからくるめまいは何科を受診すればよいですか?

A. まずは耳鼻咽喉科や脳神経外科、内科などで重大な病気が隠れていないか確認することをおすすめします。
検査で異常が見つからず、それでも肩こりや首こり、姿勢の悪さが気になる場合は、身体全体のバランスや生活習慣を確認しながらケアを受けることも一つの選択肢です。


Q. 肩こりからくるめまいを予防するにはどうすればよいですか?

A. 長時間同じ姿勢を続けないことが大切です。
30分に1回は立ち上がって身体を動かしたり、スマートフォンやパソコンを目線の高さに近づけたりすることで、首や肩への負担を減らすことが期待できます。入浴や腹式呼吸、十分な睡眠も、自律神経を整えるうえで役立つことがあります。


Q. マッサージを受けても肩こりやめまいがすぐ戻るのはなぜですか?

A. 筋肉をほぐすだけでは、姿勢や身体の使い方のクセが残っていることがあります。
肩こりやめまいを繰り返す方は、骨盤や背骨のバランス、日常生活の姿勢なども影響している場合があります。そのため、一時的に筋肉をほぐすだけでなく、原因となる身体の使い方や生活習慣を見直すことも大切です。


Q. デスクワークが多い人は肩こりからめまいになりやすいのでしょうか?

A. デスクワークでは同じ姿勢が続きやすいため、首や肩に負担がかかりやすくなります。
特に画面を長時間見続けたり、前かがみ姿勢が続いたりすると、肩こりだけでなく、首まわりの緊張や自律神経の乱れからめまいにつながることがあります。こまめに姿勢を整えたり、休憩を取ったりすることをおすすめします。


Q. 坂元台整骨院では肩こりからくるめまいの相談はできますか?

A. はい、ご相談いただけます。
当院では、肩や首だけでなく、骨盤や背骨のバランス、姿勢、日常生活の習慣まで確認しながら、お一人おひとりのお身体の状態に合わせた施術とセルフケアをご提案しています。肩こりやめまいでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

参考文献

・日本整形外科学会
「肩こり」
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/stiff_shoulder.html

・厚生労働省 e-ヘルスネット
「身体活動・運動」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/

・日本めまい平衡医学会
https://www.memai.jp/

・日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
https://www.jibika.or.jp/

・National Health Service(NHS)
「Cervical spondylosis(頚椎症)」
https://www.nhs.uk/conditions/cervical-spondylosis/

・National Institute on Deafness and Other Communication Disorders(NIDCD)
「Dizziness and Balance Disorders」
https://www.nidcd.nih.gov/health/dizziness-and-balance-disorders

・World Health Organization(WHO)
「Musculoskeletal conditions」
https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/musculoskeletal-conditions

・Reid SA, Rivett DA.
Manual therapy treatment of cervicogenic dizziness: A systematic review.
Manual Therapy. 2005.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15922289/

(監修 柔道整復師 児玉寛武)