「動きはじめに膝に痛みが走ってつらい」

「階段の上り下りが特にしんどい」

「夜中に寝ていても膝がジンジン痛む」

このような症状でお悩みの方は、今回のブログがお役に立てるかもしれません。

歩いたり曲げたりすると痛かった膝の痛みの改善した事例についてご紹介します

こんにちは、鹿児島市玉里団地で坂元台整骨院を開業しております、院長の児玉寛武です。

今回のブログでは、左膝の痛みで歩行することもつらかった80代男性患者さん(以下Yさん)が実際に膝の痛みを解消した事例について書いております。

Yさんの膝の痛みの原因や、どのように膝の痛みが解消していったのか、実際の臨床についても詳しくブログにまとめていますので、もしつらい膝の痛みにお悩みでしたらこのブログ内容がお役に立てると考えています。

ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

ストレッチでは改善できない膝の痛みの主な原因について

膝の痛みには様々な原因がありますが、代表的なものは以下のとおりです。

加齢による関節の変化(変形性膝関節症)

膝のクッションの役割をしている軟骨がすり減って、痛みや動きにくさが出やすくなってくる状態です。

イメージで言うと「車のタイヤがすり減って、ガタガタしている状態」に近いです。

クッションがなくなることで、スムーズに動けなくなってしまいます。

長年頑張って動いていると、こうなってしまうのも無理もないことです。

筋力低下

膝は筋肉に支えられています。筋力が低下すると膝への負担が増え、痛みにつながります。

膝の痛みに特に影響が大きいのは、太ももやお尻まわりの筋肉になってきます。

昔あった筋力を維持するのは難しいことですよね。

不良姿勢や身体の使い方のクセ

日頃の不良姿勢からくる身体のゆがみや片足重心などのクセがあると、膝に偏った負担がかかります。

膝が痛い=膝だけが悪いとは限らず、股関節や足首、骨盤などの影響を受けているケースも非常に多いです。

でも、なかなか自分の身体の状態を、自分で自覚するのは難しいですよね。

腰の炎症からくる膝の痛み

腰から出ている神経は足の方につながっています。

そして、腰への負担が続いて腰に炎症が起きると、膝に痛みとして現れる場合があります。

実際の臨床では割とこのパターンも多いと感じています。

このような方は腰の炎症を取り除く施術をしないと、改善するのは難しいと考えています。

体重増加による負担

体重が増えると、その分だけ膝にかかる負担も大きくなってしまいます。

なかなか自分で自分の体重をコントロールすることは難しいものですよね。

使いすぎや過去のケガ

スポーツや日常生活での負担の蓄積、過去のケガなども膝の痛みの原因となります。

よくスポーツ選手が半月板損傷(膝の骨と骨の間にある半月板というクッションが傷ついたり、切れてしまうケガ)で長期離脱を余儀なくされるニュースを見かけます。

このようなケガをしてしまうと、とてもおつらいですよね。

Yさんの膝の痛みの原因は身体のゆがみからきていた

問診や検査でYさんのお身体の状態を詳しく検査させていただくと、骨盤に大きなねじれが見られました。

膝に直接関係する、整形外科的テストなどをしても特に異常は見られませんでしたし、膝自体もしっかり曲げ伸ばしできて、可動域にも問題ありませんでした。

そこで、身体のゆがみを整える施術をさせていただくと、膝の痛みは徐々に消失していきました。

このようなケースは実際の臨床ではとても多いです。

このようなケースの方に、どれだけ一生懸命マッサージや電気など当てても改善は難しいです。

膝に負担をかけている身体のゆがみを探し出して、正しい位置に調整していくことが必須になります。

Yさんに日常生活で取り組んでいただいたこと

Yさんは施術で身体のゆがみを整えると、症状がどんどん改善していきました。

そこで、普段の生活ではなるべく施術の効果が保つように、ゆがみが戻りにくいような生活指導をさせていただきました。具体的には、

普段の姿勢に気を付ける

Yさんには以下の事項に気をつけていただくようにしてもらいました。

・つま先をまっすぐ向けて、両足裏を均等につけて座ったり、立ったりしましょう。もし足を組んでいるのに気がついた時は、戻すようにするとさらに良くなります。

・少しみぞおちを前に突き出すように背中を伸ばして座ります。(反り腰ならないように腰でなくみぞおちを少し突き出すイメージ)

・まっすぐ立ったり座ったりすることを意識して、片側に体重をかけて立ったり座ったりしていたら、まっすぐに戻すといいです。

・スマホやパソコンは目線の高さに合わせて見るようにします。


今までの悪習慣を続けていると、また時間が経つとすぐに元に戻ってしまいますが、悪習慣をやめて、良い習慣を取り入れることにより、良い状態がどんどん長時間キープできるようになってきます。


不良姿勢により負担のかかり続けているポイントを分散することができ、膝の痛みが解消していく可能性が高まります。

施術後に注意していただいたこと

Yさんには施術後、下記のようなことをお伝えしました。

・施術した日はその後、アルコールやカフェイン(コーヒーなど)の刺激物の摂取を控えていただくといいです

・施術した日のお風呂はシャワー程度にしていただくといいです

・施術した日の後は激しい運動などは控えて、早めに寝ていただくといいです

施術後は刺激がたくさん入るようなことは控えて、早めに寝ていただくことで睡眠中に施術の効果による回復が促されていきます。

ですのでお身体の不調にお悩みの方は特に、「しっかり寝る」ことが重要になります。また、私は施術で「しっかり寝れる身体に調整する」ことを目的に治療しています。「寝れば治る身体」にしていくことが治療家としてとても大切なことであると私は考えています。

子供達は基本的にどんなに疲れた日でも、一晩ぐっすり寝たら翌日はもう元気ピンピンしていますよね。

子供の時のような身体を取り戻せたら、仕事や家事・育児にも毎日元気に取り組めることでしょう。

左膝の痛みにお悩みだった80代男性患者様の声

お名前 横井哲夫さん 年齢80代

施術期間7週間 施術回数6回

どのような症状、お悩みでご来院されましたか?

足のイタミにて施術を受けました。左のヒザあたりでした。

実際に施術を受けられていかがでしたか?

施術を受けて少しずつ良くなり楽になりました。

先生の指導に感謝します。

毎日楽になりました。

・初診時は足を引きずりながら苦痛にゆがんだ表情を浮かべておりましたが、今は笑顔でお話ししているお姿を見れて、私としても嬉しく思います。

・現在は1ヶ月に1回のメンテナンス通院をすることにより、良い状態を維持できています。

どこに行っても膝の痛みが良くならない...そんな時はご相談ください。

膝の痛みでお困りで不安な方は、当院の公式LINEやお電話でご相談も承っております。お気軽にご相談ください。

このブログが膝の痛みでお悩みの方のお役に立てれば幸いです。

最後までブログをお読みいただきありがとうございました。

※この記事は、実際の患者様の改善事例をもとに作成しております。効果には個人差がありますので、ご了承ください。

【参考文献】

・日本整形外科学会
変形性膝関節症(膝OA)に関する解説
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/knee_osteoarthritis.html

・厚生労働省
健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/undou/index.html

・日本整形外科学会
変形性膝関節症診療ガイドライン
https://www.joa.or.jp/public/guideline/

・American Academy of Orthopaedic Surgeons
Knee Osteoarthritis Clinical Practice Guideline
https://www.aaos.org/

・National Institute for Health and Care Excellence
Osteoarthritis: care and management
https://www.nice.org.uk/guidance

・World Health Organization
Physical activity guidelines and musculoskeletal health
https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/physical-activity

(監修 柔道整復師 児玉寛武)