
「鍼灸治療のような東洋医学の治療に興味があるが、鍼を刺されたり、お灸を据えられるのには抵抗がある」
「原因不明の痛みが続いている」
「自律神経系の不調に悩まされている」
このようなお悩みがあるときはこのブログの内容がお役に立てるかもしれません。
当院で使用している治療についてわかりやすくご説明いたします。
こんにちは、鹿児島市玉里団地で坂元台整骨院を開業しております、院長の児玉寛武です。
この度のブログでは当院で使用している治療について、なるべく一般の方にもわかりやすいように解説しております。
「坂元台整骨院ではどのような施術をされるのですか?」
「施術は痛くないですか?」
「マッサージが苦手なのですが、そのような施術をされますか?」
など今まで患者さんから多くのご質問をいただいてきた経緯もございますので、当院で実際にどのような治療をどのように施しているかをわかりやすく解説しておりますので、参考にしていただけたらと思います。
今回ご紹介する治療法は、鍼灸治療のような東洋医学の治療に興味があるが、鍼を刺されたり、お灸を据えられるのには抵抗がある方などにはぴったりの治療法になります。
ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
痛みのある場所に触れず、身体全体を整える治療「遠絡療法」についてご紹介します。

当院では別のブログでもご紹介しているカイロプラクティックの他に、痛みのある場所に触れずに、身体全体を整える「遠絡療法」という治療法を採用しております。
「肩が痛いのに、肩を触らずに治療するの?」遠絡療法を初めて聞いた方は、そう感じるかもしれません。
遠絡療法とは、痛みや不調が出ている場所から離れた部位(主に手や足)を刺激することで、身体のバランスを整えていく治療法です。
東洋医学の考え方をもとにした、身体にやさしい施術として注目されています。
痛みの原因は「その場所」だけではありません。
肩こりや腰痛、膝の痛みなどがあると、「原因は痛いところにある」と思いがちです。
しかし実際には、
・身体のゆがみ
・筋肉や神経のバランスの崩れ
・血流やリンパなどの巡りが悪い、自律神経の不調
などが関係し、痛みの原因が別の場所にあることも少なくありません。
遠絡療法では、身体を一つのつながりとして考え、「どこを整えると、全体がよく働くか」を重視して施術を行います。
長年、尊敬する医師の先生より直接ご指導を受けながら、この治療法の知識や技術の研鑽を積んでまいりました。
遠絡療法の特徴・当院の遠絡療法について

特徴
1.痛い場所に直接触れません
強い痛みがある部位を無理に押したり、揉んだりしません。
炎症が強い方や、マッサージが苦手な方も安心です。
また、鍼を刺したりお灸を据えたりせずに押し棒とレーザーなどで刺激を加えますので、熱いとか刺されるような感じのする治療ではありません。
押されるような痛みはありますが、「痛気持ちいい程度」とおっしゃる患者さんがほとんどです。刺激の量は患者さんお一人お一人に合わせます。
2.手足などの離れた場所と身体の中心ラインを使います

身体には、東洋医学でいうところの経絡(けいらく)と呼ばれるエネルギーの通り道があります。
遠絡療法では、この経絡(けいらく)の流れを整えるために、身体の中心ラインや手や足の特定のポイントを刺激します。
3.身体への負担が少ない
患部から離れた手足の治療ポイントに刺激を入れていく特性上、
・ご高齢の方
・小さなお子様
・痛いところを触られるのが不安な方
などにも安心して受けていただける治療になります。
当院の遠絡療法について

当院ではカウンセリングと検査を大切にし、遠絡療法独自の検査と、お一人お一人の身体の状態を確認したうえでその方に合ったポイントを選択して施術を行います
また、当院の別の治療法についてはこちらのブログを参考にしていただけますと幸いです。
このような方におすすめです
・肩こり・腰痛をはじめとする身体の不調がなかなか良くならない
・マッサージが苦手、もみ返しが出やすい
・痛いところを触られるのが不安
・身体を根本から整えたい
・自律神経の乱れや疲れやすさを感じている
どこに行っても良くならない...そんな時はご相談ください。

身体はすべてつながっています。
当院が遠絡療法を採用している理由は「身体は部分でなく、全体で一つ」という考え方を大切にしている治療法だからです。
痛みだけを追いかけるのではなく、身体本来の回復力が働きやすい状態へ導くことを目的とした治療です。
その場しのぎではなく、将来を見据えた身体づくりをサポートすることが、当院の目指す治療になります。
慢性的な不調や原因のはっきりしない症状でお悩みの方は、当院の公式LINEやお電話でご相談も承っております。お気軽にご相談ください。
このブログがお身体の不調でお悩みの方のお役に立てれば幸いです。
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
(監修 柔道整復師 児玉寛武)


