
「いつもひどい肩こりに悩まされていてどうにかしたい」
「肩こりがひどくなりすぎて、首まで回らなくなってきた」
「肩こりと共に頭痛までしてとてもつらい」
このような症状でお悩みの方は今回のブログがお役に立てるかもしれません。
- 1. 50代女性に肩こりが増える理由や改善する方法について解説します
- 2. 50代女性の肩こりが増える理由について
- 2.1. 長年の姿勢のクセからくる骨格のゆがみ
- 2.2. 更年期によるホルモンバランスの変化・自律神経の乱れ
- 2.3. 筋力低下による負担増加
- 3. ひどい肩こりでも解消できるセルフケアをご紹介します
- 3.1. 1.腹式呼吸を取り入れる
- 3.2. 2.壁際に立って後頭部で壁を押しながら深呼吸
- 3.3. 3.壁を使って肩甲骨を寄せるストレッチ
- 4. 専門家に相談した方がいい場合もあります
- 5. ひどい肩こりにお悩みだった50代女性デスクワーカーの患者さんの声
- 6. どこにいっても肩こりが良くならない...そんな時はご相談ください。
- 7. 参考文献
50代女性に肩こりが増える理由や改善する方法について解説します

こんにちは、鹿児島市玉里団地で坂元台整骨院を開業しております、院長の児玉寛武です。
この度のブログでは、長年のつらい肩こりにお悩みだった50代女性患者さん(以下Kさん)が、実際に肩こりを解消した事例について書いております。
Kさんは肩こりがひどくなりすぎて、首まで回らなくなった状態で最初来院されました。
また、肩こりの影響で頭痛までよくしていたそうです。
とても辛かったことと思います。
そのような状態から当院での施術とともに、日常生活で肩こりを解消させるための取り組みを並行して続けたことにより、今までどこに行っても改善しなかった、頑固な肩こりが解消された事例になります。
実際の臨床の場面なども詳しくブログにまとめていますので、もし肩こりにお悩みでしたらこのブログの内容がお役に立てると考えています。
ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
50代女性の肩こりが増える理由について
Kさんは普段デスクワーク中心のお仕事をしており、趣味で読書や編み物もよくするとのことでした。
仕事や趣味の後は特に肩こりがきついとのことで、問診・検査でKさんのお身体の状態を確認させていただくと、頭が前方へ突き出して猫背姿勢になっており、肩も前方へ巻き肩になっていました。

このような状態でお仕事や家事を続けなければならなかったのは、とても大変だったことと思います。
Kさんの今回の一番の肩こりの原因は、この不良姿勢からくる骨格のゆがみからくるものであると判断して、施術は骨格のゆがみを調整させていただきました。
普段からお仕事や家事で忙しい毎日を過ごしておられるので、こうなってしまうのも無理もないことです。
50代女性に肩こりが増える理由としては主に次のようなものが挙げられます。
長年の姿勢のクセからくる骨格のゆがみ

例えば、あなたのお家の床がちょっと傾いていたり、柱が少し曲がっていたらどうなるでしょう?
「ドアがスムーズに閉まらない」、「すき間風が入る」「家電の位置がずれて落ちやすくなる」といった、ちょっとした不具合が出てきますよね。
家そのものが壊れたわけではなくても、バランスが崩れているだけでいろんな場所に影響が出ます。
これは人の身体も同じです。人の身体も家と同じように、骨や筋肉でできた骨組みが全体のバランスを保っています。
日常のちょっとしたクセ、「猫背でデスクワークを続ける」「足を組む」「横座りをする」「立つ時に片足に体重をかける」など、こうした「小さな傾き」が積み重なると、身体という家の柱が少しずつゆがんでしまうんです。

家のゆがみがドアや窓に影響するように、身体のゆがみもいろんな部分に波及します。例えば肩こりや腰痛をはじめとする、さまざまな身体の痛みを引き起こす原因になります。
つまり、痛い場所が原因ではなく、身体全体のバランスの崩れが根っこにあることが多いんです。
でも、なかなかそこに自分で気づくのは難しいことですよね。
更年期によるホルモンバランスの変化・自律神経の乱れ
更年期になると、女性の身体を支えている女性ホルモンが大きく減少していきます。
この女性ホルモンには、血流を良くしたり、身体の緊張を和らげたりする働きがあります。
しかし、その量が減ってしまうことで「血流が悪くなる」「筋肉がこわばりやすくなる」「身体が冷えやすくなる」といった変化が起こりやすくなります。
その結果、肩こりや疲れやすさなどの不調がでやすくなるのです。
また、自律神経とは、呼吸や体温、血流などを自動でコントロールしてくれている身体の調整役のようなものです。

通常は「活動する神経」と「リラックスする神経」がバランスよく働いています。
しかし、更年期になるとホルモンの変化の影響で、このバランスが崩れやすくなります。
すると、「身体がリラックスしにくくなる」「常に力が入りやすくなる」「眠りが浅くなる」といった状態になり、結果として肩や首の緊張が抜けにくくなります。
生理的な現象ですので、致し方ないですよね。
筋力低下による負担増加
年齢とともに筋力は徐々に低下します。
特に首や肩を支える筋肉が弱くなることで、肩への負担が増えやすくなります。
仕事や家事、育児にと忙しい毎日を過ごしていると運動する時間を確保するのも大変ですから、こうなってしまうのも無理もないことです。
ひどい肩こりでも解消できるセルフケアをご紹介します
1.腹式呼吸を取り入れる
腹式呼吸の主な効能として、
・自律神経の働きを整えて、リラックス効果や免疫力アップなどが期待できる
・浅い呼吸が改善される
・横隔膜がしっかり動くことで、血流改善につながる
・体幹のインナーマッスルが鍛えられることにより姿勢が安定する
など肩こり解消に良い影響を与えてくれます。
やり方としては鼻からゆっくりと息を吸いこみ、おへその下に空気を溜めていくイメージでお腹を膨らませます。そして口からゆっくりと息を吐き出し、お腹をへこませます。この時、吸う時の倍くらいの時間をかけるつもりで吐くのがポイントです。
これを朝、昼、夜に各5回ずつ行います。

2.壁際に立って後頭部で壁を押しながら深呼吸

まず、壁に背中をつけて立ちます。次に、後頭部を壁につけます。その状態から首の後ろがピンと伸びている感覚が出るまでアゴを軽く引いていきます。後頭部が壁から離れないように軽く押し付けながら深呼吸を10回します。

深呼吸のポイントとしては3秒かけて息を鼻から吸い、6秒かけて息を吐き出す感じで、吸うと吐くを1:2の割合にします。息を吐き出す方を長めにするのがポイントです。
猫背が強くて壁に頭がつかない人は床に枕をして寝ていただいた状態で、同じようにアゴを引いて枕を押し付けながら深呼吸していただけたらと思います。

3.壁を使って肩甲骨を寄せるストレッチ

まず手のひらの指が下になるように壁に手のひらをつけます。なるべくこの時手首は90度に近いくらいしっかり曲げていただくといいですが、できる範囲で構いませんので無理はしないで行ってください。
そして壁側につけている方の肘が背中の中心に向かってスライドしていくような動きで壁に寄りかかって行きます。肘と背中がこすりあう形がベストですが、力入れて無理に行うと肩を痛めてしまうかもしれませんので軽く痛気持ちいい程度で行います。この時、体幹をまっすぐしたまま壁に寄りかかっていきます。

この時も効果を上げるために深呼吸を入れながらストレッチを行います。3秒かけて息を鼻から吸い、6秒かけて息を吐き出しながら壁に寄りかかって肘と背中をスライドさせるといった形です。これを左右10回ずつ行います。
肩周辺がかたすぎて肩関節の可動域がなくてできないような方や、もともと肩関節を痛めていてこのような動きのできない方は無理に行うと悪化の原因となりますので、控えていただければと思います。
専門家に相談した方がいい場合もあります

肩こり以外に以下のような症状があるときは、専門家に相談した方が良いでしょう。セルフケアだけでは難しいかもしれません。
・腕や手指にしびれや強い痛みを感じる
・めまいや吐き気を伴う場合
・夜中、痛みで目が覚めてしまう
・片側だけに症状が強く出ている
このような場合はセルフケアだけでは難しい問題が潜んでいることが多いのが実情です。
セルフケアと当院での施術を組み合わせることにより、改善された患者さんは多数いらしゃいます。
ひどい肩こりにお悩みだった50代女性デスクワーカーの患者さんの声

お名前 K・Uさん 年齢50代
施術期間2ヶ月 施術回数7回 調子が良くなったタイミングから1ヶ月に1回のメンテナンス通院へ切り替えました。
Qどのような症状、お悩みでご来院されましたか?
首が回らない、肩の痛み
Q実際に施術を受けられていかがでしたか?
急に良くなるのではなく、徐々に良くなっていくのが治ってきている実感が持て良かったです。
今はメンテナンスを兼ねて診てもらっていますが、その都度どんな調子か、他に気になるところはないか、聞いてもらえるので助かります。
・初診時と比べると顔色も良くなり、趣味に打ち込めると喜んでいる姿を拝見できて、私としてもとても嬉しく思います。
どこにいっても肩こりが良くならない...そんな時はご相談ください。

今回のご紹介した方法を毎日実践していただくことで、肩こりが解消される可能性があります。お悩みの方はぜひ実践してみてください。
毎日継続して実践していけば、1ヶ月経過したあたりから変化が感じられるかもしれません。
しかし、実践を継続してもなかなかつらい肩こりが解消されない時は他にも原因が考えられるかもしれません。
つらい肩こりでお困りで不安な方は、当院の公式LINEやお電話でご相談も承っております。お気軽にご相談ください。
このブログが肩こりでお悩みの方のお役に立てれば幸いです。
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
※この記事は、実際の患者様の改善事例をもとに作成しております。効果には個人差がありますので、ご了承ください。
参考文献
・厚生労働省「更年期障害・女性の健康に関する情報」
https://www.mhlw.go.jp/
・日本整形外科学会「肩こり・頸部痛に関する解説」
https://www.joa.or.jp/
・日本理学療法士協会「姿勢と身体機能に関する基礎知識」
https://www.japanpt.or.jp/
・日本自律神経学会「自律神経の働きと健康」
https://www.jsnr.jp/
・e-ヘルスネット「身体活動・ストレス・呼吸に関する情報」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/
・日本カイロプラクターズ協会「カイロプラクティックと身体のバランス」
https://www.jac-chiro.org/
(監修 柔道整復師 児玉寛武)


