
「普段からよく風邪をひきやすい」
「手洗いやうがい、予防接種までしていたがインフルエンザにかかってしまった」
「感染症にかかってしまうと、人より治るまで時間がかかって長引いてしまう」
このようなお悩みがあるときは、このブログ内容がお役に立てるかもしれません。
- 1. 坂元台整骨院の視点から考える免疫力と身体の関係
- 2. 坂元台整骨院の考える、免疫力が低下してしまう原因について
- 2.1. 1.免疫力は自律神経と深く関係している
- 2.2. 2.背骨・骨盤のゆがみが免疫力に影響する
- 2.3. 3.血流の悪さは免疫力低下につながる
- 3. 坂元台整骨院でできる免疫力を向上させるためのサポート
- 4. 日常生活で患者さんにお伝えしたい免疫力アップのポイント・セルフケアについて
- 4.1. 運動の習慣を取り入れる
- 4.2. 日頃から深呼吸を意識する
- 4.3. 規則正しい生活を送る
- 4.4. 入浴は湯船にゆっくり浸かる
- 5. インフルエンザが猛威を奮っています。当院の施術とセルフケアで免疫力を高めていきましょう。
坂元台整骨院の視点から考える免疫力と身体の関係

こんにちは、鹿児島市玉里団地で坂元台整骨院を開業しております、院長の児玉寛武です。
毎年冬になると流行するインフルエンザですが、手洗いやうがい、予防接種といった対策をしていても、「体調を崩しやすい人」と「元気に冬を越せる人」がいるのはなぜでしょうか?
私が整骨院の現場で日々感じるのは、免疫力は単に栄養や睡眠だけでなく、「身体の状態そのもの」に大きく左右されるのではないか?ということです。
この度のブログでは、治療家の視点から、免疫力と身体の構造・機能の関係、そして日常生活で意識してほしいポイントについてわかりやすく解説しておりますので、体調を崩しやすいといったことにお悩みでしたらこのブログの内容がお役に立てると考えています。
ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
坂元台整骨院の考える、免疫力が低下してしまう原因について
1.免疫力は自律神経と深く関係している

自律神経とは私たちの意思とは無関係に身体の機能を調整してくれる神経のことです。例えば、心臓の拍動、呼吸、消化、体温調節など、生命を維持するために必要な働きを24時間休まずにコントロールしています。
自律神経にはアクセルの役割をする交感神経と、ブレーキの役割をする副交感神経があります。この二つの神経がシーソーのようにバランスよく働くことで、身体の状態は安定します。
しかし、ストレスや疲労、睡眠不足などで生活リズムが崩れたりしてしまうと交感神経が優位になり、免疫細胞の働きが低下してしまいます。
整骨院に来院される患者さんの多くは、肩こり・腰痛・頭痛・慢性的な疲労感といった症状を抱えていますが、これらは自律神経の乱れのサインでもあるのです。
ストレスの多い多忙な社会で生きていると、こうなってしまうのも無理もないことです。
2.背骨・骨盤のゆがみが免疫力に影響する

自律神経は、脳から背骨の中を通って全身に指令を出しています。
そして背骨や骨盤にゆがみが生じると、
・神経伝達がスムーズにいかない
・血流が悪くなる
・内臓の働きが低下する
といった症状が起こりやすくなります。
これは免疫力が低下し、ウイルスに対抗する力が弱くなっている状態とも言えます。
しかし、パソコンやスマホの必要な時代ですので、姿勢が無意識のうちに崩れてしまうのも致し方ないところもあります。
そのため、姿勢や背骨の状態を整えることは、免疫力を保つ土台作りになるのです。
3.血流の悪さは免疫力低下につながる

免疫細胞は血液に乗って身体中を巡っています。ですので、例えば
・首・肩まわりがガチガチにこっている
・猫背で背中が丸くなっている
・呼吸が浅くなっている
こうした状態では筋肉も緊張してしまい、血流が悪くなって、免疫細胞が十分に働けません。
とてもつらい状態ですよね。
よく当院で施術後に「身体がポカポカする」「呼吸が楽になる」と感じる方が多いですが、あれは血流と自律神経のバランスが整った反応として現れてきます。
坂元台整骨院でできる免疫力を向上させるためのサポート

当院でできる役割は、もちろんインフルエンザなどを治すことではありません。
インフルエンザにかかりにくい身体を作るサポートになります。具体的には
・背骨・骨盤の調整による神経バランスの正常化
・筋肉の緊張を緩め、血流を改善
・呼吸が深くできる身体づくり
・自律神経が正常に切り替わりやすい身体へ導く
施術によってこのような状態をつくりあげることにより、結果として免疫力が働きやすい体内環境が整うことになります。
日常生活で患者さんにお伝えしたい免疫力アップのポイント・セルフケアについて
運動の習慣を取り入れる

適度な運動習慣は、自律神経の乱れを軽減するために非常に有効です。
運動習慣のない方は、無理に激しい運動を行うのではなく、ウォーキングやストレッチ、ラジオ体操などからはじめるといいでしょう。
日頃から深呼吸を意識する

自律神経の乱れで緊張した筋肉の回復をさせていくためには、全身に運ばれていく血液内に含まれる酸素が重要になってきます。また、普段から自律神経を整えておく手段として深呼吸は手軽にできて効果的です。
そこでおすすめなのが、30分に1回の深呼吸です。
深呼吸のポイントとしては3秒かけて息を鼻から吸い、6秒かけて息を吐き出す感じで、吸うと吐くを1:2の割合にします。息を吐き出す方を長めにするのがポイントです。
30分に1回と書いていますが気づいた時で構いません。また、10分に1回とかもっと頻繁に行っていただくとさらに良いです。
いつでも、どこでも簡単にできる方法ですのでぜひ日常生活の中に取り入れてみてください。
規則正しい生活を送る

まず第一に規則正しい生活を心がけることが大切です。
睡眠時間は一日6~8時間を目安に、夜更かししてスマホやPCを見ることを控えて、早めに就寝することが大切です。
また、朝起きた際にはまずカーテンを開け、太陽の光を浴びてコップ一杯の水(白湯)を飲むという習慣を意識してみていただけたらと思います。
入浴は湯船にゆっくり浸かる

入浴はシャワーで済ませているという方は、ぜひこの機会に湯船に浸かる習慣を意識してみてください。
温度は高すぎると交感神経を高めてしまい、寝つきづらくなる恐れもありますので、40度程度のぬるめのお湯にゆっくりと10~15分程度浸かってリラックスすることを意識することが大切です。
一時的に体が温まり、そこから徐々に熱が冷めていく過程で自然と眠気が促され、良質な睡眠へとつなげることができます。
インフルエンザが猛威を奮っています。当院の施術とセルフケアで免疫力を高めていきましょう。

免疫力は、特別なサプリや対策で急に高まるものではありません。
自律神経の働きが整って、血流が良くなることにより、徐々に高まっていきます。
身体の不調が続いている方ほど、「風邪をひきやすい」「治りにくい」と感じているケースが多く見られるのも事実です。とてもつらいことですよね。
だからこそ、痛みや不調をそのままにせず、身体を整えることがインフルエンザ予防にもつながることになります。
お身体の不調でお困りで不安な方は、当院の公式LINEやお電話でご相談も承っております。お気軽にご相談ください。
このブログがお身体の不調でお悩みの方のお役に立てれば幸いです。
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
(監修 柔道整復師 児玉寛武)

