2025-09-16 14:32:52テーマ:ブログ
腰の痛みで仰向けに寝ることができなかった60代女性の改善事例

60代女性の腰痛を改善する対策と予防法

こんにちは、鹿児島市玉里団地で坂元台整骨院を開業しております児玉寛武です。
この度のブログでは腰痛の原因、対策や予防法などについて書いております。
先日、腰の痛みで仰向けに寝ることができなかった60代女性患者さん(以下Yさん)が来院されました。
問診でお話を伺うと、ピアノの講師をしているとのことで、指導や演奏の練習などで座り時間も長いということでした。
腰は慢性的に痛く、痛いのが当たり前だと思っていたそうで、夜寝る時は仰向けに寝ると腰が痛いので、いつも横向きで寝ていたそうです。
症状は腰痛だけでなく、肩こりやばね指なども発症しておりました。
とても辛かったことと思います。

お身体がこのような状態でしたので、楽器の演奏にも支障が出ていたとのことでした。
そこで当院の治療を継続しつつあることに取り組んでいただくと、6週間経過した頃にはかなり腰痛が解消されていました。
Yさんは治療と一緒に、普段どんなことに取り組んで腰痛を解消されたのでしょうか?
詳しくブロブにまとめておりますのでもし、腰痛にお悩みでしたらこのブログの内容がお役に立てると考えています。
ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
Yさんの腰痛を引き起こした原因は何だったのか?
Yさんは普段ピアノの講師をしており、指導や演奏の練習で日々の座り時間は長かったそうです。また、演奏の発表会のある前などは練習時間も長くなり、腰痛がキツくなるとおっしゃっていました。とても大変だったと思います。
問診でこのようなお話を伺った後、Yさんのお身体を検査させていただきました。すると、毎日長時間演奏や指導で座りっぱなしの影響で腰から股関節、骨盤周囲の筋肉や関節の動きがかなり硬くなっており、背中が猫背ぎみで頭も前方へ突き出すような姿勢になっていました。
こんな状態で仕事を余儀なくされるのは本当に大変だったことと思います。

人間の身体は血の流れによって全身の筋肉や内臓、脳などといった組織に栄養と酸素を送り届けています。
腰や股関節、骨盤周囲の筋肉や関節が硬くなると血の循環が悪くなり、酸素や栄養を腰まわりの筋肉に送り届ける量は減ってしまいます。
ホースを曲げると水の出が悪くなるように、筋肉も硬くなってしまうと血管を押さえつけ、血の巡りが阻害されてしまうのです。

すると、血の巡りが悪くなることで、筋肉や関節の動きはさらに硬くなってしまい、悪循環に陥ってしまいます。
花も水や栄養を隅々にまで行き渡らせるように、人もこの酸素や栄養が常に全身へ行き届くことで良い状態を保つことができているのです。
特に、仕事柄座りっぱなしが多かったYさんは、腰や股関節などへの負荷は通常よりどうしても大きくなってしまいます。そのような状態が続いたことにより腰痛が悪化していったのです。
なぜ仰向けになると腰痛が出るのか?
Yさんの場合は仰向けに寝て足を伸ばすと腰が痛いとおっしゃっておりました。そこで軽く膝を曲げていただくと腰の痛みが楽になるとのことでした。
また、毎朝起床時の腰痛にも悩まされておりました。
このような腰痛の多くは腸腰筋(ちょうようきん)という筋肉が緊張して起こることが多いです。

腸腰筋は、主に「大腰筋(だいようきん)」と「腸骨筋(ちょうこつきん)」という2つの筋肉から構成される総称です。これらの筋肉は、お腹の深部、つまり体の中心に近い場所に位置しています。具体的には、背骨の腰の部分(腰椎)から始まり、骨盤の内側を通って、太ももの骨(大腿骨)の付け根に付着しています。体の奥深くにあるため、直接触って位置を確認するのは難しい筋肉です。しかし、私たちの日常生活における基本的な動作に深く関わっているため、その存在と働きを理解することは非常に重要です。体の表面から見えにくい場所にあるからこそ、意識的にケアをすることが求められます。
この腸腰筋が硬くなる原因として以下のような日常生活での過ごし方が挙げられます。
・長時間座っていることが多い
・運動不足
・同じ姿勢での作業が多い
・加齢
・寒さ
・間違った姿勢

日常生活での対策と予防法
Yさんには当院で施術を継続しつつ、普段からしていただくための簡単な腰痛対策や予防法を紹介させていただきました。
30分に1回は座り直しをして姿勢をリセット

演奏やデスクワークで同じ姿勢が続く時は、30分に1回は座り直しをします。
人間、座りはじめのうちはいい姿勢でいることができても、時間が経ってくるとだんだん背中が猫背気味になり、頭も前方へ突き出すような姿勢になっていくことが多いです。
ですので、30分に1回立ち上がって背筋を伸ばしてから座り直しをします。そうすることで偏りはじめた姿勢をリセットできます。
ウォーキングの推奨

腸腰筋が硬くなる原因の一つとして運動不足があります。
腸腰筋は、歩く、走る、階段を上るなどの動作で使われます。運動不足になると、これらの動作が減り、腸腰筋を使う機会が減少します。使われない筋肉は徐々に衰え、柔軟性も失われ硬くなっていきます。
歩行を増やすことで筋肉や関節に刺激が入り、血流も良くなります。結果、筋肉の柔軟性も出てきて腰痛改善へとつながりやすくなります。
日頃座り姿勢が多くて足のむくみやすい方にも有効です。
腸腰筋のストレッチ
今回はYさんの年齢や、運動歴も考慮して初心者向けの腸腰筋ストレッチをしていただきました。

1.台などにつかまります
バランスを崩して転倒しないようにしっかりつかまります。
2.左足を前にして前後に足を開きます。
3.両膝を軽く曲げて、腰を落とします。
胸を張るようにして、体が前かがみにならないように注意します。
4.胸を張ったまま前方に体重移動します。
5.足の付け根付近が痛くなる手前でキープして伸ばします。
これをYさんにはお風呂あがりに左右30秒ずつ行っていただきました。
ゆっくり呼吸をしながら、痛みを出さない程度でストレッチしてもらい、痛みや違和感を感じた場合は中止するようお伝えしました。
腰の痛みで仰向けに寝ることができなかった60代女性の患者さんの声

お名前 Y・Hさん 年齢60代 女性
施術期間 6週間 施術回数 8回
現在は2〜3週間に1回のメンテナンス通院
Qどのような症状、お悩みでご来院されましたか?
バネ指 腰痛 肩痛
Q実際に施術を受けられていかがでしたか?
バネ指も少しずつ良くなり、今は日常生活にも支障なく手を使えるようになって嬉しいです。
腰も痛いのが当たり前と思っていましたが、あおむけに寝ても痛みがなくなり、楽になりました。
今は体の調整のために通っています。先生も優しくてとても丁寧に接して下さいます。
今回Yさんは当院の施術を継続しつつ、お伝えした腰痛対策・予防法に取り組んでいただきました。
施術を受けるごとに腰痛が改善していき、今ではまったく腰痛を感じることなく日常生活を送れています。
現在は症状も落ち着いたことから、2〜3週間に1回のメンテナンスのみで良いお身体の状態をキープできております。
同じような症状でお困りの方々の励みになれば幸いです。
どこに行っても腰痛が良くならない…そんな時はご相談ください。

今回のご紹介した方法を毎日実践していただくことで、腰痛が解消される可能性があります。お悩みの方はぜひ実践してみてください。
しかし、実践を継続してもなかなかつらい腰痛が解消されない時は他にも原因が考えられるかもしれません。
そのような時は、お早めにご相談ください。
このブログが腰痛でお悩みの方のお役に立てれば幸いです。
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
(監修 柔道整復師 児玉寛武)


