「今までにないひどい頭痛がする」

「頭痛が時間の経過とともにだんだんひどくなってきた」

「頭痛とともに発熱もしている」

このような頭痛はこのままにしておいて大丈夫?と不安に思う時は、この度のブログがお役に立てると考えています。

ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

稀に病院の受診を先に急いだほうがいい頭痛があります

こんにちは、鹿児島市玉里団地で坂元台整骨院を開業しております児玉寛武です。

当院は今までに数多くの頭痛の患者さんを診てきました。

日本では現在、国民の4人に1人が頭痛に悩まされているとされ、約3000万人ほどになるそうです。

厚生労働省が公表している調査データを見てみると、頭痛は特に女性に多い悩みであることがわかります。

長年臨床に携わっておりますが、頭痛に悩んでいる方は女性を中心に本当に多いと感じております。

そして、ひどい方は日常生活に支障が出てしまって、満足いく生活を送れていない患者さんもおります。とてもつらいことだと思います。

当院では、頭痛もあって不安だとおっしゃる方には頭痛に関しては病院で一度診察を受けられることをおすすめめしております。その方が患者さんにとっても、当院としても安心ですよね。この時よく何科の病院に行けばいいのか質問も受けますが、「脳神経外科」や「脳神経内科」を受診するようにお伝えしております。

そのような多くの国民を悩ませる頭痛ですが、時として危険な病気のサインとなることもあります。

しかしながら、ほとんどは一般的な命を脅かすような頭痛ではないケースに該当しますので、必要以上に不安になることはありません。

この度のブログでは危険な頭痛についての解説をしていますので、頭痛にお悩みで不安を抱えている時は参考にしていただけましたら幸いです。

頭痛の種類や原因について

頭痛の種類には大きく分けて「1次性頭痛」と「2次性頭痛」があります。

1.「1次性頭痛」について

1次性頭痛とは、主に「頭痛持ち」と呼ばれる方の頭痛のことを言い、頭痛の8割~9割はこの1次性に当てはまると言われています。

片頭痛

片頭痛は片方の頭がズキズキと脈打つように痛み、光や音などに敏感になってしまうことが特徴として挙げられます。(両方に起こる方もおられます。)

また、ひどい場合は吐き気まで伴うことがあり、30代~40代の女性に好発すると言われています。中には、前兆として「目がチカチカする」「視界が悪くなる」などといった症状を訴える方もおられます。

主な原因

自律神経の影響により、血管の収縮・拡張のリズムが乱れることにより頭痛が起こるとされています。

・生理中のホルモンバランスの乱れ

・睡眠不足など生活リズムの乱れ

・極度の緊張から解放された時

緊張型頭痛

最も多いのがこの緊張型頭痛と言われており、多くの方が悩まされている頭痛です。頭全体から後頭部・首筋など、人によって痛む部位は様々ですが、共通して「締め付けられるような痛み」と表現をされる場合が多い傾向にあります。

主な原因

・不良姿勢

・肩こりや首こりなどの筋肉の緊張

・骨格のゆがみ

・眼精疲労や歯の噛み合わせ

・ストレスや精神的な緊張

群発頭痛

群発頭痛は1次性頭痛の中でも特につらい頭痛で、一度起こるとしばらくの間(1~2ヶ月程度)は毎日続くと言われています。特に、就寝後の決まった時間に起こることが特徴的で、群発頭痛の約6割は夜間に起こるとされています。

多くの場合は片側の目の奥やその周りに痛みがあり、「目の奥をえぐられるような痛み」と表現されるほどの激しい痛みと言われています。平均1時間ほど頭痛は続くとされており、頭痛のある側に目の充血やまぶたの腫れ・鼻づまりなどを伴うこともあります。

また、群発頭痛の頻度は1次性頭痛の中では1割にも満たず、特に男性に多いとされています。

原因ははっきりしていませんが、こめかみの血管拡張が起きているためと言われています。また、アルコールにより誘発される場合があります。

 2.「2次性頭痛」について

2次性頭痛は原因がはっきりとしている頭痛のことを言い、その原因を取り除くことができれば、大幅に軽減または消失する可能性があります。

ですが、2次性頭痛は危険な病気のサインとして現れる場合もあります。

頭痛のレッドフラッグ(危険信号)についてご紹介

危険なサインとして、以下の危険徴候(レッドフラッグサイン)に当てはまる場合は、直ちに専門の医療機関で受診されることをおすすめします。

頭痛の診療ガイドライン2021では以下の項目を頭痛のレッドフラッグサインとして挙げています。

・発熱を含む全身症状(項部硬直、意識レベルの低下、神経脱落症状など)

・ 新生物の既往(がん など)

・ 神経脱落症状または機能不全

・ 急または突然に発症する頭痛

・ 50歳以降に発症

・ 頭痛パターンの変化または最近発症した新しい頭痛

・ 姿勢によって変化する頭痛

・ くしゃみ、咳または運動により誘発される頭痛

・ 乳頭浮腫(脳の内部や周辺の圧力上昇により視神経乳頭が腫れた状態。視覚障害や、耳鳴り、嘔吐などの症状が現れることがあります。)

・ 進行性の頭痛、非典型的な頭痛

・ 妊娠中または産褥期

・ 自律神経症状を伴う眼の痛み

・ 外傷後に発症した頭痛(頭を打ったなどのケガの後の頭痛)

・ HIVなどの免疫系病態がある

・ 鎮痛薬使用過多もしくは薬剤新規使用に伴う頭痛

このようなガイドラインに書かれている頭痛のレッドフラッグサインは、難しい言葉も多いうえに患者さんが読んでもわかりずらいので、わかりやすく「覚えておくべき危険サイン」を以下にまとめます。

・突然”ガンッ”とくる激しい頭痛(人生で一番の痛み、バットで殴られたような痛み)

・高熱があり首が動かない(うなずけない)

・意識がぼんやり、会話がおかしい、ろれつが回らない

・だんだん悪化していく・いつもと違う痛み

・50歳以降に初めて出てきた頭痛

・せき、くしゃみ、体を動かすとズキッと激痛がする頭痛

・がんの治療中、免疫が落ちている人の頭痛

・頭をぶつけた後に出てきた頭痛

・視界がぼやける、光が輪っかに見える、急に見えにくくなる頭痛

このような危険サインの兆候があり、少しでも「なんかいつもと違う」と感じたら一度医療機関に相談しておくと安心です。

今回のブログでは、読まれた方を驚かすような内容になり、申し訳ありませんでした。

しかし、医学的な専門用語で言うところの、くも膜下出血、細菌性髄膜炎(さいきんせいずいまくえん)、脳梗塞(のうこうそく)、脳出血、脳のがん、急性硬膜下血腫(きゅうせいこうまくかけっしゅ)、慢性硬膜下血腫(まんせいこうまくかけっしゅ)、急性緑内障(きゅうせいりょくないしょう)などと言われるようなようなものが代表的な病気で、頭痛のレッドフラッグ(危険信号)として頭痛をともなうことがあるのは事実です。

このような話を聞くと不安になってしまうのも無理ないことですよね。

しかし、大多数の頭痛は上記で説明した1次性頭痛で、命をおびやかすようなものではございません。

もし、頭痛で心配がある方は一度当院までご連絡ください

今回は頭痛で先に病院を受診した方がいいケースについてご紹介しました。

心配になった方もいるかもしれませんが、頭痛の8割〜9割は命をおびやかすようなものではない1次性頭痛であることも事実です。

頭痛でお困りで不安な方は、当院の公式LINEやお電話でご相談も承っております。お気軽にご相談ください。

最後までブログをお読みいただきありがとうございました。

(監修 柔道整復師 児玉寛武)