通院ペースの目安(施術計画)について

当院では、初期集中期・健康回復期・健康維持期という3段階に分けた通院ペースの目安を提案しております。

初めて来院されたほとんどの患者さんは初期集中期になります。

痛みやシビレなどの症状を改善するための初期集中施術の期間になります。

ここでは症状が取れるまで積極的に施術する必要があります。

患者さんが患っていた期間、骨格のズレの程度、椎間板の状態などにより異なりますが概ね初診日から1ヶ月程度がこの期間になります。

人によっては1、2回で症状改善する人もいますが、1ヶ月以上かかる場合もあります。

今まで悪い位置に癖付いていたお身体を正しい位置に戻しますので、最初はどうしても戻りやすいです。施術間隔を短めにして早期改善を目指します。

※この期間の施術間隔やアドバイスを守ることが早期回復への重要なポイントになります。

※概ね1週間に1〜2回ほどの施術が目安になります。

※まれに「1〜2回ですべて治したい」「通院は極力したくない」という方がおられます。当院はいたずらに高頻度の通院を促すことはありませんが、しっかりと長年患っていたお身体の状態を変えていくにはやはり計画的な施術が必要です。ご了承ください。

この段階の施術では、神経組織が回復し神経伝達も正常化される期間となります。

この段階になると、症状や痛みは緩和されてきますが、施術をやめるとまだ根本原因の部分がぶり返す恐れがあります。

神経組織は身体の深部に位置するため、回復には時間が必要になります。

一度損傷した神経の再生速度は、1日0.3〜1ミリと言われていますので、痛みが緩和された状態でも完治した状態ではありません。3ヶ月間はしっかりと施術を続けることをお勧めしております。

※概ね1〜2週間に1回の施術が目安になります。

この段階では骨格のズレからくる神経圧迫も取り除かれ、新たな神経ネットワークが構築されて健康な状態になっています。

日常生活で、私たちの身体は同じ姿勢・活動・クセなどを繰り返しています。そのような同じ動作のクセなどを予防するための知識・対処法もこの段階では身についています。ですので、病気や怪我から自分で身を守ることができる状態になり、健康な身体を維持することができるようになります。最高の健康状態を維持するために、定期的なメンテナンスをしていきましょう。

※生活習慣によって個人差はありますが、1ヶ月に1回の施術が目安になります。

  • 症状の早期改善
  • 1週間に1〜2回
STEP
1
  • お身体の機能と構造を修復
  • 1〜2週間に1回
STEP
2
  • 再発予防、健康状態の維持
  • 1ヶ月に1回
STEP
3

症状の回復パターンは人により異なります

ぎっくり腰などの急性痛の場合

慢性腰痛持ちで、ここ数ヶ月以内にたびたびギックリ腰を繰り返しているような状態でなく、単発のギックリ腰については、キツイ症状でも多くの方が初回で痛みが半分以下ほどに、平均的には3回くらいで元の生活に戻れているパターンが多いです。

ギックリ腰の場合は「出来るだけ早く治したい」というご要望が普通ですので、1週間以内に3回とか詰めて施術することが多いです。

ギックリ腰改善後も、ギックリ腰を起こさないお身体にしていくために、その後も上記の回復期・維持期の施術を継続し、「年に数回はギックリ腰なっていたけど、全然ギックリ腰にならなくなりました」と言う患者さんは多いです。

慢性症状の場合

施術するごとに徐々に回復するケース、数回はそれほど効果を感じなかったがいきなり急激に回復するケース、劇的に回復するケースと個々人により様々な回復パターンがあります。

回復の早いパターン

骨格を正しい位置に調整しても、今まで長いこと悪い位置にあった骨格は、特にはじめのうちはその悪い位置にまた戻ろうとします。脳が「その収まりのいい悪い位置」を記憶しているからです。これは今までの悪習慣を施術後も続けていると余計に戻りやすいです。

そのため、今まで続けていた生活習慣を改めつつ、元に戻り切る前に施術していく工程を積み重ねていくことが早期回復には必須になります。

回復の遅いパターン

間隔が空きすぎたり、不定期な施術の場合、次回の施術前には元の状態に戻り切っているので、回復は難しくなります。

目的が最初からお身体のメンテナンス希望であるなら、初めから通院ペースを空けていただいても大丈夫です。

お身体の状態が改善した後も、また状態が悪くなってきたと自覚症状が出る前にメンテナンスを行うことが、これまでに築き上げてきた良い健康状態を維持する上でとても大事になります。

歯医者さんで例えますと、定期検査を受けていれば、⻭を抜かないといけない程の⾍⻭に急に悩む事はないでしょう。しかし、痛みが出てから、もしくは、更に放って置いてから⾏くとどうでしょう?通院回数もかかるでしょうし、おそらくつらい思いをするでしょう。基本的に⼈の⾝体は自覚症状が出る前から、悪い状態が始まっているケースがほとんどです。

骨格の歪みも同じで、放置しておく事によって徐々に肩こりや腰痛が出る、ぎっくり腰や寝違いの頻度が増加する、椎間板ヘルニアなどの重度の疾患になる危険性が⾼まるなど多くのリスクが考えられます。また、骨格の歪んだ状態が⻑く続くと、椎間板(骨と骨の間にあるクッション)の減少や骨の変形が起きてしまいます。⻭も同じですが、⾻の変形を⾃然治癒させることは出来ません。できるだけ早い段階から、定期的にケアすることでそういった事にならないように予防することをお勧めします。

当院では、良くなったお身体を維持するための予防医学にも力を入れております。実際に多くの⽅が初めて来院した時の症状が改善された後も、ご⾃⾝で定期的に予防を考えメンテナンス通院をしております。

できるだけ早くメンテナンス期間へ到達できるように、お一人お一人に合わせた施術計画を立てて施術を進めてまいります。

【監修 柔道整復師 児玉寛武】

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