整体(カイロプラクティック)治療について
整体(カイロプラクティック)治療について
お身体の不調の原因となりやすい骨格の歪みはどのようにして引き起こされるのでしょうか?
日常生活の様々な影響で歪みは引き起こされますが、代表的なものとして「悪い姿勢」「転倒や交通事故などの外傷」「食生活の乱れ」「精神的なストレス」「普段の偏った身体の使い方」などが挙げられます。
骨格が歪むことによりなぜ身体の不調が出てくるのか?
脳から背骨を通る神経は身体の隅々にまで、細胞レベルまで行き渡り、24時間休むことなく情報のやり取りを行なっています。このおかげで自然治癒力を兼ね備えた健康な身体を維持できているのです。
そこに骨格の歪みが生じてしまうと、背骨の中を通っている神経が圧迫を受けてしまいます。神経が圧迫を受けることにより、神経の流れに障害が起こってしまいます。このような状態をサブラクセーションといいます。そうすると、その圧迫を受けている神経が支配する身体の部分(関節や筋肉、内臓器官、血管やリンパに至るまで)に問題が起こってしまい、あらゆる不調を引き起こしてしまいます。神経の流れを妨害してしまっている骨格の歪みは、様々な病気や症状の根本原因となってしまうのです。

どのように治療をすすめていくのか?
当院では上記のような神経の流れを妨害してしまっている原因箇所(骨格の歪み)を正確に見つけ出し、正確に分析し、そしてそれを正確に調整(取り除く)していきます。
そのために当院では、独自の分析方法で原因箇所の特定・状態の把握をしていきます。
器具の使用
ナーボスコープと呼ばれる小型の検査器具を使用し、脊椎の左右の温度差(神経圧迫の可能性や急性状態か慢性状態かなど)を探します。ナーボスコープの2本のプローブ(熱感を察知する部分)を背中から腰、そして首から後頭部までの脊椎全体にあて、すべらせるように検査をしていき、ブレイク(左右の温度差を察知し針が鋭く振れる部位)、HOTスポットと言われる部分を検出していきます。

静的触診
座位または立位にて静止した状態の患者さんの背骨付近を中心に慎重に触診していきます。
筋肉の緊張や盛り上がりの違い、他の組織による腫れや浮腫の有無、また圧痛(軽く押した時にある痛み)の確認、そして肌質の手触りなどの状態を確認します。

動的触診
患者さんの身体を前後左右と、様々な方向へ動かし、神経の正常な流れを妨害してしまっていると思われる骨の可動性が減少している部位を検出していきます。

視診
患者さんの全身の状態を前後左右から観察し、足の向きや骨盤の傾き、腰や背骨の側の度合いやカーブの度合い、背中の筋肉の盛り上がりの違い、肩の高さや首の傾き、歩き方や座り方などを観察します。

レントゲン分析
病院で撮ったレントゲンやMRIのデータ・画像をプリントアウトした用紙などお持ちでしたら施術の参考になりますのでぜひ見せてください。画像を写メしたものでも構いません。(あくまで診断目的でなく施術の参考として見させていただきます)

1〜5の各種検査で導き出された原因箇所(骨格の歪み)を手によって優しく、そして慎重にどの角度で、どの方向に、どのような力加減で、どのタイミングで、またそれはいつやるべきなのか、そっとしておくべきなのか、午前がいいのか、午後がいいのか、首と腰は同日に調整していいのか、いけないのか、問診やレントゲン画像があれば画像確認も含めた様々なことを検討した上で、初めて調整における方向性が決定していきます。
その結果、調整すべき原因箇所(骨格の歪み)が1箇所であれば1箇所の調整で、2箇所必要であれば2箇所の調整で、それ以上でもそれ以下でもなく、むやみやたらに全身をバキボキとするものではありません。
調整の際、ポキっと音が鳴る事もありますが、これは関節の中のガスが弾ける音で、骨が動いた、などとは関係ありません。その為、まったく音がしない、感じないという場合でも神経の流れを妨害してしまっている原因箇所(骨格の歪み)が取り除かれていれば問題はありません。調整の最も重要な目的は、正確に見つけ出された神経の流れを妨害してしまっている原因箇所(骨格の歪み)を正確に取り除き、神経の圧迫を開放する事にあります。
神経の流れを妨害してしまっている原因箇所(骨格の歪み)が取り除かれる事で神経機能が向上し、自己治癒力、自然治癒力が最大限に発揮されます。
治療後の注意点
施術はソフトに行いますので、基本的に痛みを伴うことはほとんどございません。
ただし、治療後の注意点として、施術後に身体に様々な反応が現れる場合があります。
これを好転反応といいます。
眠気やだるさは一般的ですが、頭痛が出たり、便が異常に出たり、アレルギーが今までよりきつく出たりする場合もあります。
痛みの場所が変わったり、痛みが強くなったり、シビレが痛みに変わったりする場合もあります。
それは今まで活動していなかった神経が働きだし、自分自身で身体を治す時に起こる正常な反応ですのでご安心ください。
通常、人の身体は痛み→シビレ→マヒという順番で悪化していきますので、治っていく過程はこの逆を辿っていきます。マヒ→シビレ→痛みという順で良くなっていきます。ですので、シビレでお困りの患者さんは治療を続けていく中で、シビレが痛みに変わってきたら良くなってきたとう目安になります。
<好転反応の一例>
眠気が強くなる/体がダルさを感じる/痛みの場所が変わる/筋肉痛のような痛み/しびれが痛みに変わる/一時的にしびれが強くなる/頭痛/汗が出る/体温の変化/血圧の変動/便・尿の量が変化する/ガスが出る/食欲が出る/お腹が鳴る、等
血流が良くなったり、骨格のバランスを変えた(正しい姿勢へ移行する)ために起こるもので、通常1~2日後には消えていきますので心配はいりません。
また、施術後は楽になるが、時間が経つと症状が戻るといった事があります。
これは正しい位置に調整された骨が、これまでのクセや筋肉によって引っ張られ、元のズレた状態に戻ろうとして関節が十分に動いていない(悪いクセが勝っている)時に起こっているものです。
しかし、今までの生活習慣・姿勢などを見直し、続けて調整すれば正しい位置に落ち着くようになっていきます。
正しい位置に骨が落ち着けば自然治癒力が向上し、治る身体へと変化していきます。
今までの生活習慣・姿勢を改めた上で、骨格が正しい位置に落ち着けば、1ヶ月に1回のメンテナンス通院でも良いお身体の状態をキープできます。
実際にそのような患者様はたくさんいらっしゃいます。
早期回復のためにも、なるべくお伝えする間隔・回数での受診を心掛けていただけますと幸いです。
【監修 柔道整復師 児玉寛武】
ご予約・お問い合わせは
お気軽にどうぞ
所在地:
〒892-0811 鹿児島市玉里団地2丁目63-19
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00 〜 19:30 土曜日 8:00 〜 13:00 日・祝休診 | ● | ● | ● | ● | ● | 〇 | ー |
LINE登録せずに予約する場合は、
こちらから
受付 月~金 9:00-19:30、土 8:00-13:00
(日・祝日・土の午後は休診日)
LINEで簡単予約・
最新情報をお届け!
LINE公式アカウントを友だち追加して、いつでもサロンとつながろう。
※スマートフォンでご覧の方はボタンをタップして友だち追加できます。