股関節の治療

このような症状でお悩みではありませんか?

  • 股関節が痛くて歩きづらい
  • 長時間立ったり歩いたりすると足の付け根が痛くなる
  • 足の爪切りや靴下が履きにくい
  • 立ち上がってからの歩き始めが特にきつい
  • ゴルフのスイングをすると股関節が痛む
股関節イメージ画像

はじめまして。鹿児島市玉里団地にあります坂元台整骨院の児玉です。

私は開業前の修行時代、そして2017年4月開業後から現在に至るまで数多くの股関節の痛みの患者さんを診てきました。

そうした中で、健康保険中心の整骨院でマッサージを受けたり、病院でのリハビリを続けても良くならない方など多くの患者さんのお悩み事を聞いてきました。

特に40代以上の女性では「変形性股関節症」との診断を受けて不安になることも多いかと思います。

しかし、当院での施術を受けることにより今まで多くの方の股関節の痛みの改善のお手伝いができております。

痛みの原因に対してきちんとアプローチすることができれば、良い結果が得られる可能性が高まります。

股関節周りには、骨だけでなく、軟骨、靭帯、筋肉、腱、神経といった多くの組織が複雑に存在しています。

痛みの原因が関節そのものにあるのか、それとも周囲の筋肉や腱にあるのかによって、痛みを感じる場所は変わっていきます。

股関節のどのあたりに痛みを感じるかは、問題が起きている組織を特定するための重要な手掛かりとなります。

なお、今までの臨床を通じて、日頃の不良姿勢や偏った体の使い方により、骨格のバランスを崩されている方が股関節の痛みの患者さんには多い印象を受けます。

実際に施術をして骨格のバランスを整えると、症状が改善される方が多いです。

また、腰の炎症が痛みとして股関節に現れている方も多い印象を受けます。このような場合は腰の治療をしなければ、股関節の痛みは取れません。

以下に医学的な説明を掲載しておりますが、根幹になる治療はこのようなアプローチをしていくことになります。

変形性股関節症の初期症状

変形性股関節症は、関節軟骨がすり減ることで骨が変形し、痛みや機能障害を引き起こす状態です。初期の段階では、立ち上がりや歩き始めなど、動き始めに足の付け根に痛みを感じることが多くあります。

しばらく動いていると痛みが和らぐこともありますが、進行すると痛みが持続し、安静にしていても痛むようになります。

また、可動域が狭くなり、靴下を履く、足の爪を切るといった動作が困難になることも特徴です。

変形性股関節症画像

股関節インピンジメント

股関節インピンジメント(Femoroacetabular Impingement: FAI)は、股関節を深く曲げたときなどに、大腿骨と寛骨臼が衝突して痛みや引っかかり感を生じる状態です。

特に若い世代やスポーツを活発に行う人に見られ、骨の形態的な特徴が原因となることが多いです。

あぐらをかいたり、スポーツで深くしゃがみ込んだりする動作で、足の付け根の奥に鋭い痛みを感じる場合は、この状態を疑う必要があります。

放置すると軟骨や、関節の縁にある関節唇という組織を損傷し、将来的に変形性股関節症に移行するリスクを高める可能性があります。

股関節インピンジメント画像

筋肉や腱のトラブル(腸腰筋など)

股関節の前側には、「腸腰筋」という上半身と下半身をつなぐ重要な筋肉があります。この腸腰筋やその腱に炎症が起きたり、硬くなったりすると、足の付け根に痛みを生じることがあります。

特に、急に運動を始めたり、長時間座った姿勢が続いたりした後に痛みが出やすいのが特徴です。

サッカーのキック動作やランニングなど、足を前に振り上げる動きを繰り返すことでも負担がかかり、痛みの原因となります。

この痛みは、関節自体の問題と間違われやすいですが、原因が筋肉にある場合も少なくありません。

筋肉や腱のトラブル画像

ズボンのポケットのあたり、お尻の横の出っ張った骨の周辺が痛む場合、その原因は股関節そのものではなく、関節を支える筋肉や腱にあることが多いです。

この部分の痛みは、歩行や片足立ちの際に顕著になることがあります。ここでは、股関節の横側に痛みをもたらす主な原因を見ていきましょう。

中臀筋・小臀筋の付着部炎

お尻の横側には、骨盤を支え、歩行時の安定性を保つために重要な「中殿筋」や「小殿筋」という筋肉があります。

これらの筋肉の腱が、大腿骨の外側にある「大転子」という骨の出っ張りに付着する部分で炎症を起こすと、痛みが生じます。

これを腱の付着部炎と呼びます。特に中高年の女性に多く見られ、歩行時や、痛いほうを下にして横向きに寝たときに痛みが増す傾向があります。階段の上り下りでも痛みを感じやすいです。

中臀筋・小臀筋の付着部炎画像

大転子部滑液包炎

滑液包は、筋肉や腱と骨がこすれ合う部分にある、潤滑液の入った小さな袋です。大転子の周辺にもこの滑液包が存在し、繰り返しの摩擦や圧迫によって炎症を起こすことがあります。

これが大転子部滑液包炎です。症状は中殿筋腱の付着部炎と似ており、お尻の横を押すと強い痛みを感じます。長距離の歩行やランニング、転倒などをきっかけに発症することがあります。

大転子部滑液包炎画像

弾発股(バネ指股)

弾発股は、股関節を動かしたときに「ポキッ」とか「ゴリッ」という音や引っかかり感(弾発現象)が生じる状態です。多くは痛みを伴いませんが、炎症を伴うと痛みを感じるようになります。

弾発股にはいくつかのタイプがあり、股関節の横側で起こるタイプは、大転子の上を筋肉や腱が乗り越える際に発生します。

ランニングやダンスなど、股関節を繰り返し動かす動作で生じやすいです。

弾発股画像

お尻の深い部分や、太ももの裏側にかけて痛みやしびれを感じる場合、股関節自体の問題ではなく、腰や神経に原因がある可能性を考慮します。

坐骨神経痛との関連

坐骨神経は、腰から出てお尻を通り、足先まで伸びる人体で最も太い神経です。

この神経が何らかの原因で圧迫されたり刺激されたりすると、お尻や太ももの後ろ、ふくらはぎ、足にかけて痛みやしびれが生じます。

これを総称して坐骨神経痛と呼びます。原因としては、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、腰の骨(腰椎)に問題があることが多いです。

このような場合は、腰の治療をしなければ改善は難しいです。

坐骨神経痛との関連画像

梨状筋症候群

梨状筋は、お尻の深層にある筋肉で、坐骨神経のすぐ上を走行しています。

この梨状筋が硬くなったり、炎症を起こしたりすることで坐骨神経を圧迫し、痛みやしびれを引き起こすのが梨状筋症候群です。

長時間のデスクワークや運転など、座っている時間が長い人に起こりやすいとされています。お尻の特定の場所を押すと強い痛みがあり、太ももの裏に痛みが放散するのが特徴です。

梨状筋症候群画像

仙腸関節の不調

仙腸関節は、骨盤の後ろ側にある、背骨の土台となる仙骨と、左右の腸骨をつなぐ関節です。

この関節は非常にわずかしか動きませんが、出産や中腰での作業、転倒などをきっかけに、関節にズレや炎症が生じることがあります。

この仙腸関節の不調が原因で、お尻のあたりや足の付け根に痛みが出ることがあり、股関節の痛みと間違われることがあります。

痛みの特徴からも原因を探ります

動き始めが痛いのか?夜間や安静時で痛いのか?どのような動きで痛むのか?など痛みのタイミングからも原因を探っていきます。

仙腸関節の不調画像

まずは患者さんの身体の状態について詳しくお話を伺います。また、お仕事や過去の怪我、普段の生活環境なども含めて詳しくお伺いさせていただいております。多くの身体の不調は、普段の生活環境や身体の使い方に問題がある場合がほとんどだからです。

不安を抱えたまま治療を受けると効果が出にくくなります。ですので、ご質問や相談事がありましたらどんなことでもお気軽にお尋ねください。

問診風景写真

当院では原因を特定するためさまざまな検査を行って、お身体の状態を総合的に判断していきます。病院で撮ったレントゲンやMRIのデータ・画像をプリントアウトした用紙などお持ちでしたら施術の参考になりますのでぜひ見せてください。画像を写メしたものでも構いません。(あくまで診断目的でなく施術の参考として見させていただきます)検査が終わりましたら、現在のお身体の状況や最適な治療法、これからの治療計画を簡潔に分かりやすくご説明いたします。

※当院での適応外症状と判断した場合は、専門医療機関への受診をおすすめいたします。

検査風景写真

検査後の説明を終えて、ご了承いただけましたら治療へ移ります。

整体(カイロプラクティック)、東洋医学的アプローチ(遠絡療法)、微弱電流治療、運動療法、テーピング療法の中から必要な治療を選択して施していきます。

整体(カイロプラクティック)

検査で導き出した神経の流れを阻害している原因箇所にピンポイントで調整を加えます。そうすることにより脳から背骨を伝い全身に流れている神経の流れがスムーズになり自然治癒力が高まります。神経の流れを良くしてあげることで、今まで多くの股関節痛の患者さんが改善されております。股関節治療の中でもメインになる治療です。決して無理やり捻ったり、力任せに行うようなきつい治療はいたしませんのでご安心ください。

東洋医学的アプローチ(遠絡療法)

検査で必要と判断した時には遠絡療法もご提案させていただきます。

具体的には治療に必要なツボに、ソフトレーザー(痛みは伴いません)や専用の押し棒で無理のない範囲で押圧していきます。

股関節痛の方にはこちらの治療もわりと施すことは多いです。

遠絡療法で脊髄の炎症を取ることにより症状が緩和される方もおります。

鍼で刺したり、お灸を据えることなく東洋医学的にアプローチしていけますので鍼やお灸の苦手な方にもおすすめです。

上記の治療法で施術した状態をキープできるように、必要な場合はテーピングで筋肉をサポートしたり、微弱電流治療により炎症の早期鎮静化や末梢神経・自律神経の働きの活性化を促していきます。

治療風景写真

治療後は再度お身体の検査を行い、どのような変化や効果があったのか、一緒に確認していきます。

必要に応じて、日常生活での注意点やセルフケアの方法などをお伝えさせていただきます。

当院での治療と、お伝えしたことを実践していただくことで股関節痛は改善し、つらい状態に戻りにくい身体になっていきます。

このように患者さんも積極的に治療に参加していただきながら、二人三脚で問題解決していくことが長引くつらい股関節痛を改善していく上で重要と考えています。

治療後風景写真

患者様の声

患者様の声【股関節】1

女性 A.T様

股関節の痛み

以前は歩いていると股関節の痛くてつらかったのですが、施術を受けるたびに徐々によくなっていきました。

今では、まったく痛みも感じなくなりました。

先生に感謝いたします。

患者様の声【股関節】2

男性 T.Y様

右足首のくるぶし:痛みとはれ、左股関節/ひざ痛み

右足首:痛みもはれもなくなった

左股関節/ひざ: ウォーキング中に立ち止まるくらいの痛みがあったが、今は、ほぼない。

初めての方は1日2名限定となっております

当院で初めて受診される方は、問診でしっかりとお話を聞かせていただき、さまざまな検査をした上で総合的に判断し、治療内容を組み立ててから施術していきますので1時間程度はお時間かかります。

そのため、初めて受診される患者さんのご予約人数は1日2名様までとさせていただいております。

「つらいのに予約が取れなかった」

「当日でも予約を取れると思っていた」

といったことがございませんように、お早めのご予約をおすすめします。

ご予約はお電話かインターネット予約、または24時間受付のWEB予約機能付き公式LINE予約からお取りできます。

【監修 柔道整復師 児玉寛武】

ご予約・お問い合わせは

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所在地:
〒892-0811 鹿児島市玉里団地2丁目63-19

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